2009/09/24

丹羽文雄(1)歎異抄に魅せられた人々

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親鸞会は、親鸞聖人の教えを正確に一人でも多くの方に
お伝えするための集まりです。
「親鸞聖人といえば歎異抄」といわれるほど歎異抄は有名ですが、
「歎異抄に魅せられた人々」と題して連載しています。
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tannidvd06 丹羽文雄(1)歎異抄に魅せられた人々
作家・丹羽 文雄(にわ ふみお、男性、1904年 - 2005年)は多くの人に
愛され、以下のような評価を受けています。
日本芸術院会員(1965年)
仏教伝道文化賞(1970年)
菊池寛賞(1974年)
文化勲章(1977年)
早稲田大学芸術功労者(1987年)
従三位(2005年)

文学関係で文化勲章を受賞した人は20名ほどしかいませんが、
丹羽文雄はその1人です。
その丹羽文雄は親鸞聖人に魅了され、こう語っています。
「親鸞にめぐり会えたことは、一介の文学者としても、
人間としても、生涯の喜びである」
(丹羽文雄『親鸞』あとがき)
丹羽文雄は、昭和7年に『文芸春秋』でデビュー。
昭和58年には『蓮如』で野間文芸賞を受賞しています。
浄土真宗の寺に生まれましたが、作家として活動を始めた昭和初期、
「生半可な信仰は小説を毒するだけだ」と、寺を飛び出したのです。
しかし、戦後、親鸞聖人を知りたいと願うようになり、
昭和49年9月、サンケイ紙上で、小説『親鸞』の連載を始めます。
新聞小説の常識を破った1282回、あしかけ5年の長編は、
まさにライフワークとなりました。
「あとがき」には、次のように記されています。
http://www.shinrankai.or.jp/b/shinsyu/infoshinsyu/index.htm
「『親鸞』は文字どおり私のライフワークとなった。
1282回、原稿紙にして5126枚になる。
およそ新聞小説の常識を破った小説であった」
「私の書庫は、親鸞に関係する書物で埋まるようになった。
他の書物は別の場所に移した。
夜更(よふけ)まで私が読書していることがあればそれは親鸞に
関係した書物に向かっているときであり、飢えた人のようであった。
内外の文学書を読むことがほとんどなくなった」
くわしくはコチラをごらんください。
「書き上げてから日が経つにつれて、親鸞という人の大きさがあらためて
感じられるようになった。
私はその大きさの麓の一角にようやく辿りついたという気持ちである」
「親鸞の宗教的実存による人間認識は、抽象的ではない。
人間の業苦は具体的であり、現実的である。
親鸞の罪の意識その絶望、その懺悔は、750年後の今日の
私たちの胸に強烈にひびく。
同時にあの讃歎は、絶望と懺悔にいりまじって、『運命』の
交響曲のように力強く、しかもなまなましく私たちの胸の中に
鳴りわたる。
しかもそのことばは、いままで誰からも聞かされたことのない
声で語られているのだ」
(『親鸞』あとがき)
書庫をすべて親鸞聖人に関するものにし、徹夜で読みふけったと丹羽氏は
書いています。
それほどまでに魅了させる親鸞聖人はいったいどんなことを教えていかれた
のでしょうか?
 

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