2009/08/28

産婦人科研修で知らされた親の大きな恩

8月2日に親鸞会館で行われた親鸞学徒追悼法要では、『父母恩重経』を通して
『親の大恩十種』について聞かせていただきました。
その感想を紹介したいと思います。

※親の大恩十種についてはコチラをごらんください。

 親鸞会 親子ネット|仏説父母恩重経のこころ
http://homepage2.nifty.com/shinran/other/

『仏説父母恩重経』に説かれる親の大恩十種は、どれも痛切に
知らされます。
私は研修医をしておりますが、ちょうど、この1ヵ月は産婦人科での
研修でした。

妊婦検診で外来に訪れる母親は、懐胎守護(かいたいしゅご)の恩を、
毎日のように会う分娩では、臨生受苦(りんしょうじゅく)の恩を、
生まれたばかりの赤子の泣き声で陣痛の苦しみを忘れ
「五体満足ですか、指は5本ありますか」と聞き、
わが児を一目見ると
「よく生まれてきたね、頑張ったね」とのうれしそうな言葉に
生子忘憂(しょうしぼうゆう)の恩を知らされます。

私も今まで母をどれだけ苦しめ悩ませたか分かりません。
そんなご恩をツユ知らず、恩返しどころか忘恩ばかりで
申し訳なく恥ずかしく思います。

両親がいなければ、仏法に遇わせていただくことも、人生の目的を
知ることもできませんでした。
そう知らされますと心から仏法を聞かずにおれませんし、
孝行に励まずにいられなくなります。
親鸞会.NET» » どうすれば孝行できるのか、ずっと悩んできました。
http://www.shinrankai.net/2009/08/daio.htm

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