2010/01/31

【特集】テレビ座談会の反響(5) 親鸞会.NET

親鸞会.NET» » 【特集】テレビ座談会の反響(4) 親鸞会.net

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その後、「弥陀に救われた人は、皆同じになる」という迷信を徹底して
破っていただき、深く納得いたしました。
七高僧や親鸞聖人が、同じ他力信心の方であっても、最も分かりやすく
弥陀の本願を伝えられた方となると、「親鸞聖人ほど」のお言葉以外に
選択肢がないと、よく分かりました。

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ここで、「信心同異の諍論(しんじんどういのじょうろん)」について
学んでおく必要がありますね。

34歳の御時、親鸞聖人は、同じ法然門下の高弟であった勢観房・聖信房・念仏房と、
「信心同異の諍論」をなされています。
弥陀の本願に救い摂られたら、何が同じになり、何が同じにならないのか。
それは、法然上人のご裁断に、

「信心のかわると申すは自力の信にとりての事なり、
すなわち智慧各別なるが故に信また各別なり。
他力の信心は善悪の凡夫ともに仏のかたよりたまわる信心なれば、
源空が信心も善信房の信心もさらにかわるべからず、ただ一なり」

とあるので分かります。

※詳しくはコチラをお読みください。
浄土真宗講座|親鸞聖人の信心同異の諍論とは、どんなことか|親鸞会公式サイト

阿弥陀仏から頂いた「他力の信心」は、救われた人は皆同じになりますが、
「智慧」「学問」「経験」などは、他力信心とは関係ないのです。

法然上人と親鸞聖人の「智慧」「学問」「経験」が同じになったのではありません。
当然、「伝え方」「書き方」「話し方」も、同じにはならないのです。

法然上人の高弟たちも間違えたことですから、注意しなければなりません。
(1月1日『顕正新聞』16面にも出てますよ☆)

椎名さんのお手紙にもこう書かれています。

つづく

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2010/01/31

【特集】テレビ座談会の反響(4) 親鸞会.net

●親鸞聖人ほど、人生の目的を明示し、その達成を勧められた方はない

「なぜ生きる」(高森顕徹先生監修)には

「人生に目的はあるのか、ないのか」
「生きる意味は何なのか」
人類は今も、この深い闇の中にある。
どこにも明答を聞けぬ中、親鸞聖人ほど、人生の目的を明示し、その達成を勧められた方はない。
「万人共通の生きる目的は、苦悩の根元を破り、
“よくぞこの世に生まれたものぞ”の生命の大歓喜を得て、永遠の幸福に生かされることである。どんなに苦しくとも、この目的果たすまでは生き抜きなさいよ」
聖人、九十年のメッセージは一貫して、これしかなかった。まさしく人類の迷闇を破る、世界の光といわれるにふさわしい。
(『なぜ生きる』2・3ページ)

と書かれています、

親鸞聖人は常に、

「更に親鸞珍らしき法をも弘めず、如来の教法をわれも信じ人にも教え聞かしむるばかりなり」
(御文章1帖目1通)

とおっしゃり、釈迦の説かれた仏教以外に教えたことはない、と明言されました。。
また、釈迦の教法はあっても、インド・中国・日本の高僧方がましまさねば、
真実の仏法を知ることはできなかったと、『正信偈』に七高僧を著しています。
ならば、お釈迦さまや七高僧も、親鸞聖人と同じように、人生の目的を明示され、
その達成を勧められた方であろうに、

なぜ、

「親鸞聖人ほど」

と書かれているのでしょうか。

この質問に1日、懇ろにお答えいただきました。
高森顕徹先生へのお礼状を通して座談会の内容を振り返ってみたいと
思います。

山本さんのお礼状には、最初にこう書かれています。

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第一声、「この質問は、深い迷信から出ています」とお聞きした時、
申し訳ないことに、お答えの意味がよく分からず、
頭の回線が右往左往しました。

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え!

「なぜ、“親鸞聖人ほど”と書かれているのでしょうか」

という質問は、深い迷信からきている?
これは一体どういうことなのでしょうか。

続きを見てみましょう。

》【特集】テレビ座談会の反響(5) 親鸞会.net

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2010/01/30

1から分かる「マインドコントロール」という言葉のカラクリ

しばしば「宗教はマインドコントロールを使う」という言葉を耳にします。

その風潮を利用してか、「親鸞会はマインドコントロールだ」と言う人を知っています。

さて、あなたは「マインドコントロール」と聞いて、よいイメージを持たれるでしょうか?

恐らくほとんどの方が悪いイメージを持たれると思います。

つまり

マインドコントロール=洗脳

洗脳=人に考える意思を失わせて、思いどおりに考えを操ること

そんなことする団体はカルトだ!危険だ!

という考えがあるからでしょう。

イメージって大事ですね(笑)

同時に、イメージにとらわれる怖さも知っておかねばならないでしょう。

まず冷静に、学術的に、マインドコントロールについて勉強してみましょう☆

◆ 1から分かる、マインドコントロール(基礎知識編) ◆

そもそも、マインドコントロールとは、一体どういうものでしょうか。

基本的な解説を、『マインド・コントロールとは何か』(西田公昭 著)をもと
に説明しましょう。

この本にはこう書かれています。

「マインド・コントロール」という言葉には、なにか神秘的で不可解な
イメージが一般に定着しています。
破壊的なカルト宗教団体が、信者獲得のために使っている、あやしげな
心理操作と思われています。
しかし、「マインド・コントロール」そのものは、ごくありふれた
社会的影響力や、人間の自然な心理的反応の結果起こるものです。

ええ!

「マインド・コントロール」そのものは、ごくありふれたもの?

人間の自然な心理的反応?

どういうことでしょう??

この本の「第4章・一時的マインド・コントロールの原理と実際」には

人間の情報処理・5つの特徴が書かれています。
その5つとは

1.返報性 (これだけしてもらったらお礼しないといけないな)
2.コミットメントと一貫性 (小さな要求から大きな要求へ)
3.好意性 (好きだからOK)
4.希少性 (珍しいから欲しい)
5.権威性 (あの人が言うことだから正しいだろう)

です。
1つずつ見ていきましょう。

1.返報性

他人から何かを頂けば、何かお返しをしなければならないというのは、
人間として、ごく普通の感情ですよね。
「お互いさま」とか「ギブ、アンド、テイク」というように。

そのように「何かしてもらった」ことによって、
私の心が「何かしてあげなきゃ」と動く。

私のマインド(心)が相手の行動によって影響を受けたので、
これもマインドコントロールの一つになるのです。

2.コミットメントと一貫性

小さな要求に応じると、大きな要求であっても小さな要求の時と同じ流れで
あればYESという傾向にある。

人から物を頼まれる時は、概してそういうものではないでしょうかね。
誰だって、初めから大きな要求はしないものですから。

小さな要求にYESと言ったため、もし最初から大きな要求だったらNOと
言ったはずの私がYESと言った。
これも私の心(マインド)が話の順番によって影響を受けたのだから、
マインドコントロールになるということです。

3.好意性

「個人は好意を示してくれる相手に対して好意的な行動を示してしまう」
「お世辞であろうと、好きだと言ってくれている相手に対して、
好意を抱いてしまう傾向にある」

当たり前のことですね。人間に限らず、ペットでも、自分に好意をもって近づいて
くるものは好意を感じますが、自分にかみついてくるようなペットなら、好きには
なれないでしょう。

でも、もし嫌いな人から同じことを頼まれたらNOと言ったことが、
好きな人から言われることによって私の心(マインド)が変化したから
これもマインドコントロールの一つ。

4.希少性

「限定販売」「先着何名まで」といったように、数を限ったりすると、
人は購買動機が高まるといわれます。

毎日テレビやラジオでの商品の紹介で、これに当てはまらないものを探すほうが
難しいですね。

もし期間が限定されなかったら即決しなかったのに、期限が限定されたことに
よって、私の心(マインド)が変わったから、これもマインドコントロールの
一つ。

5.権威性

人は権威ある人、有名な人から言われると好意的に受け止めやすくなる。
コマーシャルでよく見られますね。
イチローとかが出てくると、もともと商品にはあまり関心がなかった
はずなのに、興味を持つようになったとか。

見知らぬ人から言われてもNOと言ったのに、権威ある人から勧められて
YESと言った。
私の心(マインド)が変わったから、これもマインドコントロール。

上記5点、いずれも日常にごくありふれた行為であることがお分かりでしょう。

マスコミや、セールス、学校、企業の宣伝、国家と、人間の集まっているところ
ならどこでも行われていることですね。

ですから、「マインド・コントロール=悪」というのは、極めて単純な誤解
とは言えないでしょうか?

人間の意思決定は、いつだって外からの作用に影響されるものなのです。
そのうえで、自己責任で物事を決定していくのです。

つまり「マインドコントロールを危ない」という言葉は、正しくは

「マインドコントロールの【悪用は】危ない」なのです。
ちなみに、

私も実際「親鸞会はマインドコントロールだから危ないぞ」と言っている人と
話したことがあります。

上記のようなことを話したら、相手はどう答えたと思いますか?
「そんなことは知っている。だから、ただ事実を言ったまでだ。何が悪い」

って言ったんですよ。
マインドコントロールの意味を知ったうえで話してるんですね。

ではなぜ

「親鸞会はマインドコントロール

だから

危ないぞ」

となるのでしょう?

つまりこういうことです。

「マインドコントロール=悪」でないことは知っている。

でも「マインドコントロールという言葉は非常に悪いイメージを持っている」
ことも知っている。

だから、「親鸞会はマインドコントロールだ」と言って、親鸞会に悪いイメージを
与えてやろう、ということでしょう。

これこそマインドコントロールの悪用ですね(笑)

ちなみに、その人が親鸞会を悪く言うようになったきっかけの一つが

「俺を主任にしなかった」

という恨みからでした。

これを仏教では愚痴といいますね。

ではまた(^-^)/

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2010/01/28

特集:7つのポイント(3)体験至上主義の誤り

特集:7つのポイント(3)「体験至上主義」の誤り

おちいりやすい「体験至上主義」の誤りを知っておきましょう☆

浄土真宗 親鸞会 公式|「機相」「信相」の教導に驚く・体験話に迷わされた23年

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2010/01/27

【特集】テレビ座談会の反響(3) 親鸞会.NET

【特集】テレビ座談会の反響(1) 親鸞会.NET

【特集】テレビ座談会の反響(2) 親鸞会.NET


●生命観は確実に変わる 【塚田さん】

医師が、「命は何ものにも勝って尊い」と感じている点は、まともかもしれません。
人間の体を知るほど、あまりに精巧なシステムに驚くばかりで、
いまだ解明できない脳や免疫のメカニズムに、生命の尊さを感じるからだと思います。
そんな医学でも、地球46億年くらいではない、昿劫多生の命までは想像も及びません。
一瞬の泡のような一生に、未来永劫の成すべき尊い使命があると知れば、
生命観は確実に変わります。
その一瞬の肉体を生かす医学は、永遠の救いにつながります。
現状では、多くの医師はまず、患者の年齢で、“助けねばならぬ人か、どうか”を
判断しています。
極端に言えば、「若年者は助けねばならないが、高齢者はもう十分生きたのだから
助けなくてもいい」という考えです。
若者より、高齢者の命を軽く思っているのです。
何億兆年の生命からすれば、100年生きたといっても一瞬であり、どの命も等しく
重いことに変わりはありません。
老若問わず、命の尊さに軽重をつけてはならぬと知らされれば、医療界は大きく
変わっていくでしょう。


●戦争や殺人の問題も解決 【前田さん】

人類の歴史は、戦争の歴史といわれます。
ちっぽけな土地や権力では満足できず、もっと欲望を満たしたいと思い、侵略戦争を
繰り返してきました。
ヒトラーによるヨーロッパ侵略、日本の始めた戦争もそうでした。
命の重さが分からずに犯した殺戮行為は、どれほど恐ろしい結果を後生に招くでしょう。
それはまた、現今の残酷な殺人事件にもつながっていると思います。
記憶に新しいのは、島根県で女子大生を殺害し、バラバラ遺体を山中に捨てた事件です。
「だれでもよかった」
と無差別に通行人を刺し殺した秋葉原の事件では、犯人が、
「早く死刑にしてくれ」
と言い放っています。
そんな殺伐たる世に、親鸞聖人は、人間に生まれなければ果たせない大事な目的があることを
教えられています。
これがすべての人に届いたら、戦争や殺人の問題も解決するでしょう。
ハイデガーの、
「世界平和の問題に対する見通しがつき、21世紀文明の基礎がおかれる」
という言葉が現実になり、世界が変わると思うと、感動に震えました。

●“ともに励まし、ともに進まん”の人類愛が動き出す【原さん】

親鸞聖人の教えが広まったら、世界は一体どうなるのだろうか、数人の法友と語り合いました。
現在、地球上にはおよそ200の国家に、数千~1万の民族が分布しているそうです。
さらに、それらのコミュニティに、多様な身分の人が存在しています。
そして、「ボーダーレス」「グローバル」という言葉に象徴されるように、
人、物、金、技術、情報、組織などが、国家の境界を越えて統合していく段階と
見受けられます。
同時にしかし、依然として人種や民族による差別、出自や家柄に基づく偏見もなく
なっていません。人々の持つ優越意識や嫉妬、怒り、憎しみなどが、
差別や偏見となって現れているのだと思います。
人間の醜い心は変えられません。しかし、世界中の人々が、それぞれに親鸞聖人の教えを
わがものにした時初めて、お互いが「人生の目的」をともに果たすための同朋であり、
同行なのだという自覚が生まれるでしょう。
皮膚の色など身体的特徴や文化の相違、貧富の差などを乗り越えて認め合い、
“ともに励まし、ともに進まん”という人類愛の動きが出てくるのではないでしょうか。
親鸞聖人の教えによって、地球人類のボーダーレス化、グローバル化の鍵となる最後の
1ピースが埋められ、テレビ座談会の最後の「恩徳讃」のように、世界中が同時に笑顔に
なれたら、どんなに素敵でしょう。
一緒に話したある学徒が、
「そんな世界を次世代に残したい」
と言われたのが、とても心に残りました。
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“『歎異抄をひらく』によって、思想の根底・歎異抄の誤解が正される”

それは“文章が書き改められる”程度の話ではありません。
政治や経済、科学、医学、法律、文学、芸術、道徳など、人間のすべての営みを生み出す根本である
「思想」が変わる、大変なことだと知らされます。

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2010/01/27

【特集】テレビ座談会の反響(2) 親鸞会.net

【特集】テレビ座談会の反響(1)親鸞会.net

 

●万国の極宗だと周知される時代の到来に、胸躍る【木田さん】

なぜ、世界の哲学者、文学者たちが、『歎異抄』に惹かれるのか。
テレビ座談会では、『歎異抄』の根底を流れる「二種深信」にその理由があるとお聞きし、驚きました。
正しい教えを聞いたことはなくても、一流の有識者といわれる人たちなら、
『歎異抄』の名文に何か深いものを感じるのでしょう。
この真実信心(二種深信)の教えが世界中に広まればどうなるでしょうか。
全人類が人生の目的をハッキリ知り、森羅万象も、すべての人間の営みも、
これ一つのためにあることが明らかになると教えていただきました。
平均寿命80年といっても、昿劫已来の生命のうちの一瞬にもならないことが知らされ、
人々の人生観はガラリと変わります。
その生命の真の救いを説く親鸞聖人のみ教えこそ、人類が幸福になる唯一の道であり、
まさに聖徳太子が言われるとおり万国の極宗であると周知される時代の到来に、胸が躍ります。

●「危うい歴史」に終止符【吉田さん】

仏教の根幹である因果の道理は、聞くほどに、その底知れぬ深遠さに吸い込まれます。
比類ない論理性、その普遍性に感動いたします。
因果の道理を知らずして、人類はこれまで何を規範に存続できたのかと思うと、
まことに危うい歴史と言わざるをえません。
これから政治、経済がどれだけ改革されても、因果の道理の徹底なくして、
世界の平和はないと確信いたしました。

●命の尊さが分かり、人種差別も戦争も吹き飛ぶ 【西村さん】

真実の信心が世界に広まると、命の尊さが分かるようになる。
政治、経済、科学、医学、すべての目的がハッキリし、人種差別も戦争も吹き飛んでしまう、
と教えていただきました。
親鸞聖人の教えにより、この私だけでなく、みんなが救われるのだと知らされ、
深く静かな感動が心にしみわたりました。
飢饉で苦しむ人々を助けるより、布教に行かれた聖人の御心が、理解できたように思います。

 

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親鸞聖人の教えの一枚看板は、「平生業成(へいぜいごうじょう)」。
平生に人生の目的が完成できるから、早く完成せよ、とお勧めです。
その教えが広まれば、一人一人の生きる意味と、この世の一切の存在意義がハッキリします。
政治、経済、科学、医学などは、私たちが安心して、より豊かに生きるために存在しますが、
人生の目的が明確になってこそ、それらは、その目的を果たすための手段として、真に生かされます。
法友の声を紹介しましょう。

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 つづく 《●生命観は確実に変わる 【塚田さん】》

 

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◆関連記事◆

【マンガ】歎異抄はいかに誤解されやすいか(1/2)|浄土真宗親鸞会
※個人名はプライバシーの関係で配慮しております。

 

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2010/01/27

【特集】テレビ座談会の反響  親鸞会.net

浄土真宗親鸞会ではテレビ座談会で、親鸞聖人の教えを世界に発信しています。

加速度的にご縁を結ばれる方が増え、教えの深さに感動する声があふれています。
『歎異抄をひらく』3ページの内容を縁になされたテレビ座談会では
「本当の親鸞聖人の教えが広がれば世界はどう変わるか」
についての内容でした。
 

   ※『歎異抄をひらく』3ページ

  明治の末からある機縁で急速に読み始められ、仏教学者はいうにおよばず、
  多くの作家や思想家が、こぞって『歎異抄』を論じ始めた。
  かくて広く一般にも愛読されるようになり、 
  親鸞聖人といえば『歎異抄』、『歎異抄』といえば親鸞聖人といわれ、
  今では親鸞思想の格好の入門書とされている。
.
.
政治や経済、科学、医学、法律、文学、芸術、道徳など、人間のすべての営みを生み出す根本が「思想」。
「思想」とは、「人生の価値を何に置くか」「生きる意味をどうとらえるか」ということです。
思想が変われば、生命倫理もガラリと変わり、世の中の仕組みも大きく変化するに違いありません。

仏教学者や作家、思想家がこぞって論じ、『歎異抄』は、広く愛読されるようになりましたが、
その理解は、大変誤解されています。
『歎異抄をひらく』によって、その誤解が正されれば、親鸞聖人の正しい教えが浸透し、
やがて、世界の思想になるでしょう。

すると、どんなことが起きるのか。

高森先生に寄せられたお手紙の中から、

人生観が変わると言う木田さん、

因果の道理が世界平和を築くと確信する吉田さん、

私の救いは全人類の救いだったと語る西村さんの3名に、

夢を語ってもらいましょう。

 つづく 《《特集》テレビ座談会の反響(2) 親鸞会.net》

 

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2010/01/22

擬似体験の温床

「更に親鸞珍らしき法をも弘めず、 
 如来の教法をわれも信じ
 人にも教え聞かしむるばかりなり」

が、聖人の常の仰せであり、
蓮如上人もまた
「当流に更に沙汰せざる珍しき法門を讃嘆し、
 同じく宗義に無き面白き名目なんどを使う人これ多し。
 以ての外の僻案なり。
 自今已後、固く停止すべきものなり」。

両聖人の戒められる「当流に更に沙汰せざる珍しき法門」
「宗義に無き面白き名目なんどを使う」とは、
各人各様の信仰体験談のことである。同じ体験など毛頭ないからだ。

「私が獲信した時はこうだった」
「ああだった」
「私はこのようにして信心決定した」。

これらの教えの抜けた体験至上主義者は、何時も何処の里にもあるものだ。
人はまた、そんな体験談を異常に好むものである。
そんな処は、寄ると触ると体験話がなされ、擬似体験の犠牲者を次々と
生み出す温床となっている。

だが善知識方は、
「いつ」
「どこで」
「どの知識のもとで」
「どのように」

獲信したなど、どこにも遺されてはいない。決して親鸞学徒の本道を踏み外してはなるまい。

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2010/01/15

仏法に持ち込んだ迷いごと

この「サプリメント」を4ヵ月食べたら、私はこんなに健康になった。
私はこの「薬」を3ヵ月飲んだら、医者から見放された頭痛がウソのように消えた。
この「医療機器」を6ヵ月使ったら、長い間苦しんだ私の腰痛が完治した。
こんな体験談が、新聞広告やテレビ番組などに氾濫している。大衆を飛びつかせるに、生々しい体験談を踊らせるに勝るはないからだ。体験談は生々しいほど良く、より多く聞かせ読ませることが、暗示を与え相乗効果を高める。
こんな火宅無常の世界の、そらごとたわごとの考えを、三世十方を貫く仏法に持ち込んだのが、体験至上主義の誤りの元である。
親鸞聖人も覚如上人、蓮如上人、歴代の善知識方が迷いごとを語られなかった理由は明白だろう。

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2010/01/14

体験至上主義

他力の信心は、阿弥陀仏から賜る唯一絶対の真実信心であるから、
各人各様の人間の三業(さんごう)で表せるようなものではない。
だから、浄土真宗の信心は、そんな機相(三業)では語られていないのである。

ところが、「私はああだった。こうなった」と信心を三業で語る者たちがいる。
体験至上主義ともいわれる彼らの生命線は、そんな体験談なのだ。

彼らに、体験談を話すな、書くなということは、親鸞学徒に、親鸞聖人の教えを説くな、教えるな、というのに等しい衝撃である。
生命を断たれることになるからだ。
これ以上の打撃は、他にあるまい。

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