2009/05/29

【動画】親鸞会館へようこそ! 2000畳の大講堂

法子の親鸞会講座 私たちが登場する「法子と朋美の親鸞会講座」の第1回が、なんと動画になって登場しました!
 ハイビジョンサイズの高画質で楽しむことができます。長さは5分なので、どうぞ最後まで見てね!

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2009/05/25

仏とは(2)

(前回の続きです)
http://www.shinrankai.net/2009/05/hotoketoh.htm

仏とは、最高のさとりのことだとお話していました。

では何をさとるのかといえば、大宇宙の真理です。
真理といいましても、1+1=2といった数学的真理、
水は高きより低きに流れる科学的真理などありますが、
ここでいう真理とは、すべての人が本当の幸福になれる真理のことです。
「人生は苦なり」と言われますように、科学や医学は随分進歩いたしましたが、
人間の苦しみ悩みは少しも減ってはいません。
昔の電話は一家に一台、外出したら不便でした。今は一人一台、携帯電話を
持ち歩いています。
いつでもどこでも連絡できて便利になったと思う反面、ご承知のように、
携帯が新たな犯罪やいじめの温床にもなって規制や対策が迫られています。
子供が事件に巻き込まれはしないかと心配な親も多いでしょう。
「有れば有ることで苦しみ、無ければ無いことに苦しむ」
と仏教では説かれます。
金や物の有無に関係なく皆、苦しんでいるということです。
その解決の糸口さえ見つからぬまま、最もイヤな死へと向かっているのが、
すべての人ではないでしょうか。
そんなすべての人が、本当の幸福になれる道をさとられた方が、
仏さまなのです。

さとりを開くことを山登りに例えますと、一合目よりも二合目、
二合目よりも三合目と、登れば登るほど、見える景色は広がっていきます。
そして最後、頂上まで登り詰めた時、辺り一面を見渡すことができるよう
になるように、最高無上のさとりである仏覚まで到達した方だけが、
大宇宙の真理すべてを体得することができるのです。
この仏覚を開かれた方を、仏といわれるのであって、死人を仏というのは
大違いであると、お分かりでしょう。
今日まで、仏のさとりを開かれた方は、この地球上では、お釈迦さまただ
お一人です。
これを、

「釈迦の前に仏なし、
 釈迦の後に仏なし」

といわれます。
約二千六百年前、インドに現れられたお釈迦さまが、三十五歳十二月八日に
仏のさとりを開かれてから、八十歳二月十五日にお亡くなりになるまでの
四十五年間、仏として説いていかれたみ教えを、今日、仏教といわれるのです。
その仏教の真髄を明らかにされた方が、浄土真宗の祖師・親鸞聖人です。

 

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2009/05/21

あっという間の「同朋の里」の一日でした

 週末、石川から同朋の里に行ってきました!親鸞会館から車で3分の場所です。

 昨年10月に新館がオープンして以来、宿泊や植樹、信心の沙汰で活発に利用されているのが、同朋の里です。

 全国の親鸞会の会員の方たちがすでに、この施設を満喫しておられる様子を親鸞会の新聞で読み、ずっとうらやましく思っていました。
 事前に新しくデジカメも買って、今回の行事を心待ちにしていました。
 平日は仕事があって、なかなかここには来れません。

 今回は土日を利用しての聞法ドメイン掃除、そして信心の沙汰、食堂の百味館お風呂の徳水館を満喫するプランでした。
 高速道路が土日1,000円になったのもとってもうれしいですよね。
 これまで支部の皆さんと宿泊をすることがありませんでしたが、親睦を深められる絶好の機会でした。

 この日の徳水館のお風呂の温度は40℃弱、熱すぎず、ぬるすぎず適温で、うーん、いい感じ。
 いつまでもつかっていたいくらい気持ちよかったです。
 極楽の湯をあらわす”八功徳水”から命名された”徳水館”ですね。
大満足の連続!
 そしてお待ちかねの百味館のバイキング。
 充実したメニューに、大感激。栄養バランス抜ぐんの品々を目の前に、どれから手をつけてよいか迷ってしまうほどでした。
 豊富な種類のデザートやフルーツも盛りだくさんで、大人はもちろん、子供たちも大満足のランチでした。

 そして、信心の沙汰でお互い、日ごろ疑問に思っていることを時間を気にせず語り合いました。

 小鳥のさえずりで目を覚まし、窓を開けるとさわやかな風がスーッと入る。
 朝の勤行、掃除のあとは、記念植樹をしました。サザンカ、ヤマボウシ、キンモクセイ、スモモ、ハナミズキの5種類の木から、自分の好きな木を選びます。
 私はヤマボウシを選び、来月初旬には白い花を咲かせてねと願いを込めて植えました。

 あっという間の一日でした。学生時代の合宿を思い出して、なんだか懐かしかったです。

 やっぱり、実際に来てみないとこのよさは分かりませんね。

(G)

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2009/05/19

仏とは

浄土真宗親鸞会の常訓は

「我ら親鸞学徒は
  更に珍らしき法をも弘めず
    親鸞聖人のみ教えを 
     我も信じ 
      人にも教え聞かしむるばかりなり」

で、ただ親鸞聖人の教え(浄土真宗)を正確にお伝えするばかり
なのです。
そして、親鸞聖人の教えといっても、

「更に親鸞珍らしき法をも弘めず
   如来の教法を
     我も信じ 
      人にも教え聞かしむるばかりなり」

と言われているように、如来(仏)の教法(教)、
すなわち仏教以外にはないのです。

さて、仏教とは「仏の教え」ということですが、
そもそも「仏」とはなんぞや??

「仏の身元を洗え!」
「これじゃあ、仏も浮かばれねえ」
「となりのお婆さん、とうとう仏になってしもうた」
「こんな綺麗な顔の仏さん、みたことないわ」

いずれも遺体を見ての言葉です。
時代劇でも現代でも、死んだ人のことを「仏」という人が
かなりありますよね。

葬式などでよく、亡くなった人を「仏さま」と言われています。
アカデミー賞受賞で話題の映画『おくりびと』で納棺師という職業が
一般にも知れ渡るようになりました。、
納棺師は東北地方に多いようですが、東北出身の知人が言うには、

「納棺師が仏さまをきれいに棺に入れて、葬式のあと、
 みんなで火葬場に行ってね、『この仏さまは骨格がしっかりしとる』とか
 言いながらお骨を拾って。
 のどぼとけが見つかると、『仏さまが出たぞー』と叫ぶんや……」。

と、やはり亡くなった人のことを仏、仏と言うようです。
しかも「のどぼとけ」まで。
このように、多くの日本人は漠然と、亡くなった人を「仏」だと思っています。
でも、死んだ人を仏さまというのは、何かおかしくないでしょうか?
仏教とは仏の教え、
もし死んだ人が仏なら、
仏教は死人の説いた教えということになってしまいます。
死んだ人が教えを説けるはずがありませんから、
仏=死人ではないことは明らかですよね。

では、仏教で仏とはどのようなことをいうのでしょう?

実は仏とは「最高のさとりを開かれた方」をいうのです。

一口に「さとり」といいましても、低いさとりから高いさとりまで、
五十二の位があり、これを「さとりの五十二位」といわれます。
ちょうど相撲取りでも、下はふんどしかつぎから、上は大関、横綱まで、
いろいろありますように、さとりにも、ピンからキリまで全部で五十二の位があり、
それぞれ名前がついていまるのです。
その最高のさとりの位を「仏のさとり」「仏覚」といいます。
これ以上のさとりはありませんから「無上覚」ともいわれます。
この最高無上の仏というさとりを開かれた方を
「仏」とか「仏さま」といわれるのです。

ちなみに、このさとりの位は、一段違えば人間と虫ほど境界の差がある、
といわれているのですね。
これは大変な違いです。
猫ちゃんと携帯で話しようと思って何度教えても、猫にはちょっと
難しいでしょう。
犬にパソコンの使い方を教える気にはなれないと思います。
人間とは、生きている知恵の世界が全く違うからです。
ましてや十段、十段、二十段と、修行によってさとりを開いていくことは
いかに難しいか。一例を挙げましょう。
選挙になると必ず登場するダルマさん。
あのモデルとなった達磨という人は、インドに生まれ、晩年中国へ渡り、
禅宗の祖となりました。
面壁九年といって、壁に向かって九年間、座禅に打ち込み、
手足が腐って切断したといわれています。
だからダルマさんには手足がない、あんな姿をしているのですね。
両目はギロッとにらんでいますが、怖い感じがしないのは、
こちらをにらんでいる目ではなく、自己の心を凝視しているからです。
しかし、そんな手足腐るほど厳しい修行をした達磨でも、
三十段ぐらいまでしかさとれなかった、といわれています。
また中国天台宗を実質的に開いた天台という人は、
「師は、いずれの位までさとられたのか」
と臨終に弟子の智朗に問われて、
「ただ五品弟子位(九段目)あるのみ」
と告白しています。
一宗一派を開いたほどの人でも、十段に至らなかったのです。
ましてや五十二段目の仏のさとりに達するのは、いかに大変なことか
分かるでしょう。

  《次回に続きます》

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カテゴリー: 仏教講座

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2009/05/15

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ここにも親鸞聖人の教えを求める仏縁深い人がたくさんおられました。

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2009/05/12

亡き母の代わりに植樹を(親鸞会・同朋の里)

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その一行の中に、今年2月に母・きよさんを亡くされたHさんがおられました。長男のHさんは、母の代理で、植樹に来られたのです。

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2009/05/01

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