2009/10/26
歴史的な日
すべてのものは“幸せ”のために生かしたい。
本当の幸せは、人間に生まれてよかったの喜び。
このために生まれてきたのだという歓喜。
そんな幸せの身になることが人生の目的ですよね。
親鸞聖人ほど、その人生の目的のあることを示され、
達成を勧められた方はないでしょう。
だから親鸞聖人の教えを全世界の人が待ち望んでいるのです。
大哲学者ハイデガーは
「今日、英訳を通じてはじめて
東洋の聖者・親鸞の『歎異抄』を読んだ。
もし10年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを
知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。
日本語を学び聖者の話を聞いて、
世界中に拡めることを生きがいにしたであろう」
と老後の日記に書いたといわれます。
ハイデガーが亡くなったのは1976年。
時は流れ流れて30余年。
科学の進歩は目覚しく、世界中の人とのやり取りは、とても簡単に
なってきました。
この科学を生かさなければもったいない!!
ということで、昨日、電話会議システムを使って、日本津々浦々はもとより、
世界中100ヵ所以上に親鸞聖人の教えが
同時に届けられたのです☆☆
北海道の皆さんとも、沖縄の人たちとも、その場にいながら、
一緒に仏法が聞ける。
距離にすれば2万キロ、飛行機で行こうとしても30時間かかる
ブラジルの皆さんとだって、喜びを共有できました。
こんな素晴らしいことがあるでしょうか!!
まさに、『歴史的布教革命』とでもいいましょうか、
「記念すべき日」が昨日だったのです☆
「四海のうちみな兄弟」(親鸞聖人)
国を超え、人種を超え、
海の内外のへだてなく、
生まれてきた喜びの道を、ともに語らうことができたのです。
これからますます科学は進歩していくことでしょう。
「東洋哲学」を西洋に伝えた米国物理学者カプラはこう語っています。
「現代物理学の成果が科学者がたどるべき二つの大いに
異なる道を切り開いたことを示している。
極端な言い方だが、二つの道とは、
ブッダへの道と核爆弾への道である。
どちらの道を選ぶかは、個々の科学者の肩にかかっている。
科学者と技術者の半数近くが軍のために働き、すべてを
破滅するますます巧妙な手段を開発し、その限りない
巧緻(こうち)と創造性を浪費している時代にあっては、
ブッダの『心ある道』が強調されすぎることはありえない」
すべての人が幸せになれる道を
「十方にひとしく ひろむべし」
(十方・・・じっぽう・全世界、すべての人)
との親鸞聖人の声が今もこだましているようです。
親鸞会.NET» » 《報恩講特集》ご恩に報いるには?
http://www.shinrankai.net/2009/10/houonko-2.htm
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