2009/03/19
「親鸞聖人が懐かしい」〜勉強会レポート〜
富山県東部で、親鸞聖人のみ教えを学ばせていただくご縁がありました。
80代の男性・Tさんは、元教員の方で、お年を召されていても、とてもしっかりしておられます。(時々、横文字も使われる!)
勉強会に参加されるのは、8回目です。
Tさんの実家は浄土真宗なのですが、ある事情で、日蓮宗の家の養子となられたそうです。
しかし、教職を退き70代も過ぎたころから、親鸞聖人のことを無性に知りたくなってきた、と言われます。
「自分は親鸞聖人を尊敬しているんだ。
幼いころねえ、父親の姉の手に引かれて寺参りしておったんですよ。
その時に聞いた、『帰命無量寿如来 南無不可思議光』の『正信偈』が懐かしくてね。
親鸞聖人の教えが知りたいと思って、今、続けて聞いている。と、こういうわけなんですよ」
何度も飛び出しそうになる入れ歯を、調節しながら、ニコニコ笑顔で語られます。
昨年暮れから、高森顕徹先生のご法話にも参詣されるようになりました。
「『正信偈』は、お経だとばかり思っていたんだけど、『正信偈』はお経ではないんだってね。
驚いたよ。
お経は、お釈迦さまのお言葉を書き残したものをいうんだと聞いた。
『正信偈』は親鸞聖人の書かれたものなんだねえ……」
と語るTさんは、初めて参詣した親鸞会の法話で皆と一緒に大きな声で、『正信偈』の勤行をされました。
(T)
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