2009/03/18

12年ぶりの再会 抱き合って喜ぶ

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「12年ぶりの再会に、うれしくて思わず抱き合って喜びました」

そう明るい声で語る新島幸平さんは、その友との再会を、このように語っていました。

学生時代、仏教に教えられている生きる目的をぜひ伝えたいと思って、初めてキャンパスで声をかけ、そして初めて話を聞いてくれたのが植山良助君でした。

同じ学年だった植山君は、出身が同郷で富山県ということもあり、親しい法友として、ともに仏法を聞くようになりました。

年月がたち、卒業を迎え、お互いが別々の進路を歩むことになりました。
植山君は関東へ就職したのですが、いつしか講演会場では顔を合わせることもなくなりました。

彼は、7年前に勤めていた会社を辞め、実家の富山に帰ってきていたのです。

人間関係の苦しみから、心の病にかかり、自宅で療養していました。

療養中、植山君は、今また仏法を聞かせていただきたい、という気持ちがわき上がってきた、と言います。そして、高森顕徹先生から親鸞聖人の教えを聞かせていただきたいと、一度離れた後ろめたさもありましたが、聞法への強い気持ちが、小杉の親鸞会館へと足を向かわせていました。

到着して、自分の知る富山の会館とは、けた外れに大きい二千畳の大講堂に、植山君は、ただただビックリしたそうです。

二千畳で再会した時には、うれしくて抱き合って喜び、かつての学生時代の法友たちも集まって、感動を分かち合いました。

「今度こそ魂の解決まで求めさせていただくよ」
と熱く気持ちを述べる法友の目は、本当に輝いていて、講演会場にも弟を誘って参詣したり、
「今から人生の目的に悩む友人に仏法を伝えにいきます」
とメールがきたり、みなぎるパワーにこちらもますます気持ちが燃え上がります。

10年以上たってもなお、真実の言葉は、植山さんの心に深く刻まれていたのです。

新島さんと植山さんは、光に向かってともに進ませていただく喜びに満ちていました。

(プライバシー保護のため、個人名は仮名にしてあります)

(P)

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