2009/03/31
ご説法をもっと深く受け止めたい
「高森顕徹先生は常に親鸞聖人のお言葉を示してお話しくださる。ご説法をもっと深く受け止めたいと思って教学を始めたんです」
1年前から日本語を学んでいる台湾の呉さんは、親鸞聖人の教えを「日本語」で覚えようと努力している。
「『は』や『が』など助詞の違いは、なかなか覚えられず苦労しました。
意味は十分理解できなくても、親鸞聖人や蓮如上人のお言葉ばかりですから、まずは暗記することに集中しました」
そんな呉さんは、中学生のころから寺へよく足を運んでいたという。
「10歳の時に曽祖母が亡くなり、自分にも確実に訪れる”死”が恐ろしくなったのです」
念仏を称えれば極楽へ往けると信じ読経するものの、心を静めようとするほど逆巻く煩悩が知らされる。
出家して求めるしかないと思っていた8年前、高校時代の恩師に誘われ、台北での高森先生ご法話に参詣してみた。
「苦悩の根元は煩悩ではないと聞き、これこそ本当の仏教ではないかと感じたのです。
これから親鸞会館に続けて参詣し、親鸞聖人の教えを学びたいと思います」
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