2009/11/10
「今日のテーマは、次のような質問にどう答えるか、です。
《三願転入を説き『善をしなければ、信仰は進みませんよ』といえば、
みな『善が間に合う』と聞く。そんな間違いやすいことを話してはならないのでは》
三願転入の教えから、『善をしなければ、信仰は進みませんよ』と話していたら
『そんな間違いやすいことを言うもんじゃない』と言われた。
そんな時どうしますか?」
「『三願転入が間違いやすいから説くな』と言うなら、親鸞聖人の教えを説くな、
ということになります。三願転入が親鸞聖人の教えの根基ですからね」
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2009/11/01
○親鸞会顕正新聞21年11月1日号より
海外 ブラジリア・パラカツ サンパウロと並ぶ一大拠点に
親鸞会の講演に
「今日は人生で最高の日です」と
涙ながらに語って……
9月22日、サンパウロでの親鸞会・講演会のあと、1000キロ離れたブラジリア、パラカツにも遠征。親鸞会会員をはじめ、多くの人が会場に殺到し、驚いた地元メディアが取材に来たほどだった。現地の親鸞会講師戸根卓志は、「ブラジリア支部の発足を目指しています。将来はサンパウロと並ぶ一大拠点になるでしょう」と語る。
これまでブラジリアでは、親鸞会会員Iさんを中心に、親鸞聖人のみ教えを伝え、じわじわと法輪が広がっていました。
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ブラジリアでは親鸞会会員Tさんはじめ、Yさんたちが力を合わせ、日系人の経営する店や食堂などにチラシを置かせてもらい、「仏教の素晴らしいお話があります」と案内をしました。
そしてブラジリアで開かれた親鸞会の講演会に、驚くほど多くの人が集まったのです。
200キロ離れたアナポリスからもがバスをチャーターして駆けつけました。アナポリスで2カ月前に親鸞会会員になられた、93歳のHさんも喜んで参詣されました。親鸞会の講演会では、『正信偈』の冒頭2行を通し、仏教の目的は後生の一大事の解決一つであること、本師本仏の阿弥陀仏の本願によって、この世でハッキリ救われることを明らかにされました。
「『正信偈』にこんな深い意味があるとは知りませんでした」「葬式法事が仏教の本分と思っていましたが、この世で救われる生きた仏法を聞かせていただきました」と皆さん、とても感激しておられました。
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翌日には、そこから約300キロ離れたパラカツへバスで移動。
親鸞会会員のTさん・Mさん夫妻、Yさん・Eさん夫妻が友人や縁ある人とともに参詣しました。Yさんは、品評会で世界一を受賞したコーヒー豆を栽培しており、日本の親鸞会会員にも届けたいと張り切っておられます。
親鸞会の講演会では、『大無量寿経』の
「有無同然」のご文を通しての話し。
ここでもテレビやラジオ、新聞の取材もありました。
終了後はニュースで何度も流され、新聞にも掲載されました。キリスト教信者の割合が世界一高いブラジルで、仏教講演会にこんなに集まるのは極めて珍しいそうです。
そして親鸞会の講演会のあと、何人も「親鸞会会員になりたい」と希望したのです。日本の大学を出てブラジルに来たOさんと、今年名古屋からパラカツに移り住んだOさんの母・Eさんは、「今日は人生で最高の日です」と涙ながらに語りました。
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ブラジリア、パラカツ遠征のあとも、親鸞会サンパウロ会館で連日、法話。
サンパウロ会館での親鸞会・講演会、演題は親鸞聖人のご和讃でした。
善知識にあうことも
教うることもまたかたし
よく聞くこともかたければ
信ずることもなおかたし (浄土和讃)
ブラジリアから来た、親鸞会会員Tさんの息子・Kさんは、「苦悩の根元を教えてくださる真の知識にお会いすることがいかに難しいか、知らされました。真実の仏法を聞かせていただけるのは、よくよくのことなのですね」と語り、親鸞会会員になりたいと申し出られたのです。
親鸞会・報恩講に参詣して親鸞聖人の本当のみ教えを聞かせていただきたい。ご和讃の御心をお聞きしたブラジルの親鸞会会員たちの思いは、さらに熱く燃え上がっています。
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