2009/09/10
あるタレントの死【アメリカの方からのお手紙】
先日、イギリスの27歳の女性タレント、ジェイド・グッディが
ガンで亡くなりました。
Jade Goody wikipedia
彼女は半年前、ガンと分かり、死を宣告されました。
その時、残りの人生をメディアにさらして生きることを
決意したのです。
メディアは、連日、日に日に弱っていく彼女の写真を流し、
私も毎日見ていました。
そんなある日、私は衝撃を受けました。
死に近づく彼女の記事を読み終えたあと、
「急げよ、おまえも死ぬぞ」
という声なき声が聞こえてきたのです。
無慈悲にも私は、彼女の苦境を楽しんでいたのでした。
まさに“娯楽”だったのです。
しかし、もっと衝撃的だったのは、さらに心の奥底を
見てみると、そのことに“恥じる気持ちがない”ということでした。
こんな自分は間違っていると分かってはいます。
懺悔のない、鬼の心だと思います。
このようなことを知らされるのは辛いですが、
それは、もっと深く自己を見つめよ、ということだと思います。
いまだ知らない自分がどれほどあるかしれません。
しばらくしたある日、私は彼女の死を知りました。
ショックでした。
しかし、、自身の死を宣告された時、私は、どれほど
衝撃を受けることでしょう。
こんな私でも救われる親鸞聖人の教え、阿弥陀仏の本願を
真剣に聞かせていただきたいと思います
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