さとし@カメラ小僧です。
富山県が世界に誇る世界遺産と言えば、五箇山の合掌造り集落ですね。豪雪地帯の五箇山に適した家屋ということで独特の外観の建築です。また、カメラマンにとっても白川郷の合掌造り集落と合わせて人気のスポットになっています。
この五箇山の合掌集落ですが、年に数回、ライトアップが行われます。昨年も行われたのですが、人気なのが冬のライトアップ「四季の五箇山 雪あかり」というイベントですね。五箇山商工会のサイトによれば、今年も行われるということ。これは是非とも行ってみたい!
まずは、1/31(土)と2/1(日)の両日に、重要文化財の岩瀬家とその周辺がライトアップされます。岩瀬家は確か、合掌造り家屋では最大の5階建てではなかったかと思います。その岩瀬家の昨年のライトアップがこれ。
雪も降っていましたが、何とも幻想的です。中では五箇山民謡が披露されていましたね。この隣には、蓮如上人のお弟子である、赤尾の道宗が開いた行徳寺もあり、その山門などがライトアップされていました。行徳寺には道宗のことを伝える遺徳館があるのですが、これがいつも閉まっているんですよね。連絡しないと開けてくれないそうですが、是非ともこういうイベントの時くらいは開放して、道宗が伝えていったことを弘めていただきたいものです。
さて、その翌週の2/7(土)と2/8(日)の両日は、いよいよ世界文化遺産に登録されている菅沼集落のライトアップです。白川郷などと比べると規模は小さいものの、素朴でお気に入りです。
昨年は、雪でできたステージで五箇山民謡の、“こきりこ節”と“といちんさ”が披露されました。雪の中の踊りも風情がありますが、いつまでも観光客のリクエストに応えて記念写真に収まる踊り子さん達が寒そうだったのが印象深かったです。
ただ、最近はやっぱり雪が少ないですね。上の写真でも屋根の雪が薄いのが気になります。これも、ギリギリ前日に雪が降って、屋根の上に雪が積もった状態ですからね。豪雪地帯の五箇山も温暖化の影響を受けているんでしょうか?現在の状況はライブカメラで見れますが、1月の今でも雪は少ないですね。ちょっと寂しいです。ライトアップの頃にはドカ雪が降ってもらいたいものですね。
そうそう、昨年のライトアップの時には、まだ明るい内から撮影スポットはこんな感じでした。
もう、五箇山の合掌集落を撮影しようとカメラマンがギッシリです。道路沿いに延々とカメラマンが並んでいます。ペンタックスの645を抱えている人もあったりして、ハイレベルな撮影がなされているようです。三脚を立てる場所に困りましたが、相当早く行く必要があるようですね。防寒対策はしっかりとしたいものです。あと、このスポットは国道沿いなので、車にも注意が必要です。運転と撮影時共に車には気をつけましょう!
五箇山のライトアップの写真をパソコンの壁紙にしたい方は親鸞会の公式サイトにパソコン用壁紙集がありますので、是非ご利用ください!
個人的には、相倉集落のライトアップもして欲しいんですけど……ダメですか?一昨年には、なさけれていたそうですが、駐車場の問題でしょうか?それとも、展望台が狭いから?それとも、五箇山ICから遠いからでしょうか?是非とも相倉集落の復活を!!
東海北陸自動車道も全線開通しての初の雪あかりです。観光客も増えているそうですので、今年は賑やかそうですね。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
昨年から、テレビでもラジオでもネットでも何年来の大不況ということで、暗くなる話題ばかりですね。そんな中、年始早々、富山県民には景気の良い話題が……。
年末ジャンボで県内から億万長者が(KNBより)
とのことで、昨年末の年末ジャンボ宝くじで富山県内から億万長者が誕生したそうです。いや、これは羨ましいですね。
まずは、1等賞の2億円が出たのが、黒部市の黒部メルシーチャンスセンター。前後賞の2本も連番で出ているそうですので、合計3億円ゲットのようです。
更に、2等賞の1億円が何と2カ所!富山市のアピタ富山店チャンスセンター。そして、親鸞会館のある射水市の大島イータウンチャンスセンターですね。年末ジャンボは、一昨年に2等が1本出ただけで、1等は平成17年以来の3年ぶりとのこと。これは、快挙です!
イータウンと言えば、射水市では最大と思われるショッピングセンターで、スーパーやホームセンター、100円ショップから家電量販店などが揃っているので、私も何かとお世話になっています。
最もよく行くのが、家電量販店のヤマダ電機。次に、100ショップのダイソー。その後はせいぜいユニクロってとこでしょうか?アルビスの経営するフードランドには、1カ月に1度行けば上等なんですが、その前にある宝くじ売り場には、1度も行ったことがありません。
ここって結構、お客さんが入っていて、ロト6を買っている人はよく見かけます。それにしても、こんな小さな売り場で2等賞1億円ですかぁ〜。買っておけば良かった……と思うのが本心ですが、まあ、ここから売られた宝くじの中から、たった1枚だけですからね。殆どは1枚300円の紙切れをドブに捨てることになるでしょうね。「夢を買う」とはよく言ったものです。
年末ジャンボなんかの時期になると「3億円当たったら、どうする?」なんて話題をしたりしなかったりして、家を建てるだの、高級車を買うだの、貯金をするだの、遊んで暮らすだの、色々と言ったりしますが、所詮は当たってない者の言う「捕らぬタヌキの皮算用」なんですよね。実際に当たったら豹変するんでしょうけど、実際に高額当選すると、銀行から今後の人生の注意点を書いたガイドブックなるものが渡されるようです。
先ほどのKNBのニュースによれば、宝くじには税金もかからないので、全額を丸貰いできるそうですが、そんなガイドブックが渡された挙げ句、色々なアドバイスがなされるそうですから、決して幸せになれるとばかりは言えないようですね。余生は遊んで暮らせるくらいの金額を手にしてみたいと思いますが、こんな大金を受け取ってしまうと、大変そうですね。
こんなことを聞いていると、高森顕徹先生の「光に向かって100の花束」のお話を思い出します。
「毒蛇に気をつけよ 身を責める財宝」
この中のお釈迦さまの「この世の宝は身を苦しめる道具になることが多い」というお言葉が、非常に重く感じられます。確かに、大出世して太閤にまでなって天下を我がものにした豊臣秀吉とて同じでしたね。以前のNHKの大河ドラマでやっていた秀吉の最期は見るも無惨でした。そんなものを見ても、限りない欲に振り回されている為、「もっと、もっと……」と際限なく追い求めてしまう愚か者が自分であると反省させられます。
「有無同然」と言われて、有っても無くても苦しいのが人生です。私は「無い」苦しみの方が多いと思うのですが、「有る」苦しみが多い人もおられるようです。改めて真の人生の目的を教えられた親鸞聖人の教え以外に、本当に幸せになる道はないんだなぁと知らされるニュースでした。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
12月1日の記事で、射水市野手にある石畑池にオオハクチョウがやってきたと書きました。親鸞会の同朋の里からも車で3分ほどの位置にある池なので、親鸞学徒も信心の沙汰の後に見に行かれる方がおられるようです。
ところが、記事を書いてから1週間後に行ってみたところ、オオハクチョウが1羽もいなくなっていました。ドサクサに紛れてエサを貰っていたカモの姿すら見られない有り様でした。丁度、その頃に狩猟の解禁があり、周囲の山野で発砲の音が聞こえたりしたとかで、ビックリしたオオハクチョウが逃げてしまったと世話をされている方が言われていました。しかし、暫くすると戻ってきていたようなんですけどね。
「暫くしたら戻って来るだろう……」と思っていたんですが、どうも様子がおかしい。ローカルラジオのFMいみずで「ミュージック★ナイト(金曜日)」のパーソナリティーを務められている青井谷在住のシンセサイザー奏者・滝沢卓さんが、ある日の放送でちょうど、この石畑池のオオハクチョウについてトークされていました。その話によると、ここ1〜2週間、オオハクチョウがどっかに行ってしまった。近所の話では、田尻池などに行ってしまったかもしれない……とのこと。やっぱり、いなくなっていたんだと残念に思ったところ、滝沢さん曰く「……が、最近またオオハクチョウが戻ってきたようです」とのこと。
それで、年末に行ってみました。
あっ!戻ってきている!ドサクサに紛れてカモもワンサカいましたよ!しかも、オオハクチョウが20羽以上はいます。これは氷見の十二町潟水郷公園とほぼ同規模ですね。以前の記事の時よりも多かったので一安心。寝ている白鳥もあり、ひたすら餌を食べている白鳥もあり、親に追いかけられている若鳥もありで、いつもの光景が見られました。世話人の方が蒔かれるクズ米も、がっついていましたね。
田尻池や十二町潟水郷公園よりも周囲の自然が豊かということもあって、白鳥の撮影にはもってこいなので、射水市内は勿論、遠方からも写真愛好家の方がやってきてレンズを向けていました。
そのうち、急に騒がしくなったかと思ったら、
大人のオオハクチョウが水面を蹴り、羽をバタバタさせて飛行訓練をしていました。実際は、ちょっと浮いたかと思うと、着水しちゃうんですけどね。運動不足解消のためにやっているんでしょうか?寝てばかりいたら、シベリアに帰れませんからね。
この大人のオオハクチョウと一緒に、羽がまだ灰色の若いオオハクチョウもバサバサとやっていました。
まだ、慣れないながらも大人たちに混じってシベリアから飛んできた若鳥です。春に再び飛翔せんと頑張って羽ばたいている姿に感動です。
親鸞学徒も昨年の親鸞会結成50周年にて、更なる飛翔と50の船出を誓いました。親鸞学徒の本道を外れず、光に向かって進ませていただきたいと思います。
石畑池は、ちょっと分かりにくいですが、こちらに詳しいルートが紹介されていますので、ご覧くださいね。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
昨日は、平成21年になって最初のご法話が親鸞会館にて行われました。
今回は、高森顕徹先生より正信偈の「摂取心光常照護」についてお聞かせいただきました。
ご法話終了後には、同朋の里に移動して、今年最初の聞法ドメインでの信心の沙汰でした。
さっそく、最新のD館を利用される方もあり、いくつかの小さなグループになって、聞かせていただいたことを復習したり、ホワイトボードを使って、実際にどのように解説なされたかということを自分が話してみたりと、様々なやり方でやっていました。
これは、大人だけの話ではありません。
ご法話の昼休みには、中高生の親鸞学徒が、交流会を兼ねて勉強会をしていました。自分たちが中高生の頃って何をしていたんだろう……と振り返ってみると「まだ冬休みだし……」ということでゴロゴロしていた気がします。そう思うと、小さい頃から親鸞会とご縁があり、人生の目的達成に向けて勉強しているのは、尊いし恵まれているなぁ……と思いました。
今もなお続いている世界的な大不況ですが、「年越し派遣村」というものができて、派遣切りで住まいを失った労働者たちが、そこで年越しを迎えたそうです。それでも、全員は収容できなかったそうですね。日本は経済大国と言われましたが、高度経済成長期と言われた頃からは想像もできなかった事態です。
親鸞聖人は、大飢饉で多くの餓死者や病人が出ているのをご覧になられて、善導大師の、
「自信教人信 難中転更難 大悲伝普化 真成報仏恩」
のお言葉に従われ、阿弥陀仏の本願徹底のため、布教に出られたそうです。
このような時代だからこそ、私も親鸞学徒の1人として「どんなに苦しくても、なぜ死んではいけないのか」という、親鸞聖人が教えられた「人生の目的」を1人でも多くの方にお伝えできるよう、今年も精進したいと思います。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
今日の射水市は、朝から雪が降ったり止んだりしていますが、湿っぽい雪のためか、親鸞会館周辺は、殆ど積雪もありません。
ちょっと、写真では分かりにくいですが、雪の1粒は結構大きいんですけどね。ただ、かなりベチャベチャしています。
ただ、乗降ターミナルの植え込み付近は、
……と、少々、植木に積もっている感じです。しかし、ちょっとした日差しで融けてしまいます。親鸞会の50年の歩みを綴った写真集を拝見しましたが、38豪雪(サンパチごうせつ)の時も、親鸞学徒は雪にも負けずに参詣されていたんですね。当時に比べると、地球温暖化の影響か雪が少なくなりましたね。
路面にも殆ど雪はないのですが、稀にビシャビシャのシャーベット上の雪がたまっている所がありますので、運転には注意が必要かと思います。
明日から、親鸞会館にいらっしゃる方もおられると思います。十分に気をつけてお越しください。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
親鸞会結成50周年だった平成20年もアッという間に過ぎ去り、早くも平成21年になってしまいました。私の実感としては、ついこの間、昭和が終わって平成になったと思ったのに、あの頃、生まれた子供たちも今や大学生……。いやはや、時の経つのは早いものです。しかも、年々、加速度を増しているようで厄介ですね。早くなるのは新幹線とネット接続だけで十分なんですが……。
門松や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
と、トンチで有名な一休さんが詠んだと言われますが、人生の目的を知らなければ、正月は嫌な死への一里塚に過ぎません。「めでたい」と言える人生となるよう、今年も頑張っていきましょう!
さて、親鸞会の機関誌である『顕正新聞』1月1日号は、皆さん読まれましたか?
0時の時報と共に開封させていただきましたが、1面を見て、まずビックリ!
……やたら、かわいいですね。同朋の里のジオラマが表紙を飾っています。しかも、もうF館が建っている!そう、今年はF館建立の年です!ここで、改めて「聞法ドメイン」の意義を確認させていただかなければなりませんね。2面には、聞法ドメインの意義が書かれています。
親鸞聖人のみ教えを聞き、学び、語り合って、ともに人生の目的(人界受生の本懐)を果たすための場所が、聞法ドメインです。
蓮如上人も御文章の至るところに「信心の沙汰をせよ」とご教示なさっています。
一、仏法の由来を障子、垣越に聴聞して、内心に「さぞ」とたとひ領解すといふとも、重ねて人にその趣をよくよく相尋ねて、信心の方をば治定すべし。そのまま我が心に任せば必ず必ず誤りなるべし。(御文章4帖目第7通「六箇条」より)
一、信心決定の人も、細々に同行に会合の時は、相互に信心の沙汰あらば、是れ即ち真宗繁昌の根元なり。(御文章4帖目第8通「八箇条」より)
立て続けに「信心の沙汰」の大切さを説かれています。是非、その通りに実践させていただきたいものです。
続けて、高森顕徹先生の年頭所感が見開きで掲載されていました。
「親鸞聖人の人類愛」と題されての年頭所感です。早速、今年最初の勤行の後に仏前にて拝読させていただきました。
親鸞聖人は差別あるままで万人が、平等一味になれる世界があることを喝破されました。まさしく「万人希求の世界」です。その世界に出させていただくまで、親鸞学徒の本道を踏み外すことなく、光に向かってすすませていただきたいですね!
P.S.元旦の射水市の天気は、「雪」……となっていますが、外を見ても雪が全然積もっていません。ちょっと降ってもすぐ融けてしまう状態です。それでも、親鸞会館にお参りの際は、くれぐれも気をつけてお越しくださいね!
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
週間天気予報では、年末年始は雪マーク!
こりゃあ、ドカ雪かなぁと思って気合いを入れて臨んだ大晦日。先ほど、親鸞会館へ足を運んでみました。
射水丘陵の高い所にあるとは言っても、ご覧の通り、全然雪がありません。空は、ドンヨリとした雲で覆われているんですが……。凍るほど寒くもないし、なかなか過ごしやすい大晦日を迎えております。
では、皆さん、体調管理はシッカリと……!
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さとし@カメラ小僧です。
先日の日曜日には、同朋の里にて富山市や射水市の親鸞学徒が集まって、各地区ごとの勉強会のあと、交流会が行われました。今年できたばかりのD館の中央のホールに集まり、会食からスタート。
親鸞会の結成50周年の年であった今年を振り返り、様々な話で盛り上がった後、今年、親鸞学徒になられた方の紹介もあり、来年は共に更なる飛翔を!と誓わずにおれませんでした。
今年の漢字は「変」でしたね。
親鸞聖人の教えは変えてはなりませんが、自分自身もっと変わって光に向かって進ませていただきたいものです。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
天気予報を見ると、富山県は今日から荒れ模様。明日の天気は、雪となっております。屋外を見ると、まだ昼間だというのに厚く灰色の雲が空を覆って、まるで夜の暗さです。挙げ句の果てには、雷鳴も聞こえてきて、まさしく富山県の冬!
こちらのサイトによれば、冬の雷は、日本の北陸地方を除けばノルウェー大西洋沿岸にみられる、世界的にも珍しい気象現象だとか……。そうは言っても、冬の「激雷地区」というだけあって、落雷などの被害には、十分気をつけなければなりませんね。
ただ、こういう荒れ模様の富山の天気は、私たちに被害を及ぼすだけではありません。荒れ模様の天気は「おいしい」んです。
そう、富山の味覚と言ったら、やっぱり氷見のブリですよね!
この時期の雷は「ブリおこし」と言われて、冬のブリ漁の始まる合図でもあります。寒ブリと言ったら、やっぱり氷見ですよねっ!
そんなわけで、キトキトの寒ブリを見たいと氷見漁港へと行ってきました。
朝のセリに間に合うように、まだ暗い朝の5時には漁船が続々と漁港に到着して、獲れた魚介類を下ろします。そして、手際よく種類ごとに分類されていきます。周囲には、おこぼれを狙っている海鳥がわんさかと飛んでいました。それにしても、皆さん、何時に漁に出られるんでしょうかね?
そして、お目当てのブリはどこかしら……と探してみると、漁港に隣接した魚市場の半分ほどのスペースに到着したばかりの何本ものブリが並べ始められていました。
ピカピカに光ってプリプリとしたキトキトのブリが足の踏み場もないほど並べられています。中にはガンドブリも見られますね。片っ端から目方を量ってビニルシートの上に綺麗に並べられていきました。他の魚介類のセリが終わった頃に、セリ人について仲買人たちがゾロゾロとやってきます。いよいよ、寒ブリのセリの開始です。
やっぱり、氷見ブランドとなると高値が付くのか、皆さん、ド真剣です。まさに戦場。それにしても、どこの魚市場に行っても思うのですが、セリ人が早口で言っていること、全く分かりません。でも、仲買人たちは目の前のブリを見つめながら、セリ人の言うことに耳を傾けつつ合図をしたりしていました。もう、何が何だか……という感じですが、業界用語中の業界用語なんでしょうね。もの凄いペースでブリがセリ落とされていきます。
8時も過ぎる頃になると、大体のセリも終わって、仲買人たちも、セリ落としたブリを、それぞれのトラックなどに積み込んで帰っていきます。
中には、もう現地で発送用に箱詰めしている業者もおられました。大きなブリをおばちゃんがどんどんと箱詰めしていくのに驚きました。やっぱり港町の男も女も強いですね。大したものです。
先日も、親鸞会館での会食でブリを頂きましたが、やっぱりブリは美味しいですね。私も富山に来て、ブリの刺し身を食べたような気がしますが、マグロとは違って、歯ごたえも何とも言えません。お刺身でも、ブリ大根でも絶品な氷見の寒ブリ。これからが旬ですよっ!皆さんも、ぜひどうぞ!
ではでは!
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さとし@カメラ小僧です。
12月も半分が過ぎ、平成20年もあと僅かですね。ついこの間、年賀状を書いたばかりだったと思ったのに今年もアッという間に過ぎ去ってしまいました。親鸞会結成50周年の年でしたが、更なる飛翔を誓って、ただひたすらに指授の道を進ませていただきたいと思います。
さて、一昨日はTBSテレビにて「TBSテレビ放送50周年 戦後60年特別企画 ヒロシマ」という番組が再放送されていました。
番組ホームページでは、「2005年8月5日」の放送となっており、キャスターとして亡くなられた筑紫哲也さんが登場しておられました。どうも追悼番組だったそうです。
そういう番組が放送されることも知らずに、たまたまチャンネルをいじっていたところ、非常にリアルなCGや再現VTRが流れており、気になって暫く見ていました。そういえば、昨年に私も広島の親鸞学徒に会いに行ってきたのですが、生まれて初めて原爆ドームというものを見ました。
テレビや写真などで見たことのあった原爆ドームでしたが、広島市街のド真ん中にあるのに、ここだけは時間が止まったような感覚でした。そして、メディアでは分からない原爆ドームに残された痛々しい傷跡。そして、外から見える内部に重なる瓦礫。ここに来て原爆の恐ろしさの一端なりと知らされた思いでした。
ちょっと前には東京大空襲の特番が組まれていたのを見ましたが、それも長時間かけて焼夷弾が落とされ、東京を火の海と化し、多くの方の命が奪われたようです。ただ、家が燃えるだけのことではないレベルだということが分かったのですが、原爆は一瞬でそれ以上の惨劇が起きたのだそうです。
番組では、爆風云々よりも先に、ピカッと光った一瞬に太陽表面よりも高温な熱線が降り注いだと言っていましたが、想像もできないことです。生き残った人も水を求めて川へやってきたそうですが、その川も死骸でいっぱいだったそうです。
広島の親鸞学徒の中にも被爆された方があり、その体験記を読んだことがありましたが、やはりどれだけ書いても言っても、あの悲惨さは伝わらないみたいです。
番組を通じて、原爆の被害は身体への被害のみならず、心にもあるのだと知らされました。それほど、忘れられない出来事だったそうです。
今となっては、地獄絵図そのものの惨状だったと言われた広島市街も、復興を遂げ、当時のことを伝えるのは原爆ドームと被爆者の証言だけとなりました。
改めて、一瞬にして多くの人の命を奪う戦争、そして、原爆がこの世からなくなることを念ぜずにおれませんが、人命の尊さを教えられた親鸞聖人の教えを知っていただきたいと思うのでした。
広島でも親鸞会の講演会が開かれています。ご縁を求めて是非どうぞ。
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