2009 年 1 月 5 日

親鸞会館にて今年最初のご法話でした

カテゴリー: 日記, 行事の感想 — camera @ 4:49 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 昨日は、平成21年になって最初のご法話が親鸞会館にて行われました。

 今回は、高森顕徹先生より正信偈の「摂取心光常照護」についてお聞かせいただきました。

 ご法話終了後には、同朋の里に移動して、今年最初の聞法ドメインでの信心の沙汰でした。

D館での信心の沙汰

 さっそく、最新のD館を利用される方もあり、いくつかの小さなグループになって、聞かせていただいたことを復習したり、ホワイトボードを使って、実際にどのように解説なされたかということを自分が話してみたりと、様々なやり方でやっていました。

 これは、大人だけの話ではありません。

小中学生対象

 ご法話の昼休みには、中高生の親鸞学徒が、交流会を兼ねて勉強会をしていました。自分たちが中高生の頃って何をしていたんだろう……と振り返ってみると「まだ冬休みだし……」ということでゴロゴロしていた気がします。そう思うと、小さい頃から親鸞会とご縁があり、人生の目的達成に向けて勉強しているのは、尊いし恵まれているなぁ……と思いました。

 今もなお続いている世界的な大不況ですが、年越し派遣村というものができて、派遣切りで住まいを失った労働者たちが、そこで年越しを迎えたそうです。それでも、全員は収容できなかったそうですね。日本は経済大国と言われましたが、高度経済成長期と言われた頃からは想像もできなかった事態です。

 親鸞聖人は、大飢饉で多くの餓死者や病人が出ているのをご覧になられて、善導大師の、

「自信教人信 難中転更難 大悲伝普化 真成報仏恩」

 のお言葉に従われ、阿弥陀仏の本願徹底のため、布教に出られたそうです。

 このような時代だからこそ、私も親鸞学徒の1人として「どんなに苦しくても、なぜ死んではいけないのか」という、親鸞聖人が教えられた「人生の目的」を1人でも多くの方にお伝えできるよう、今年も精進したいと思います。

 ではでは。

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