2009 年 1 月 27 日

人生の目的は“死ぬときわかるよ”?

カテゴリー: 未分類 — camera @ 6:02 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 日テレ系で毎週月曜日に放映されている人生が変わる1分間の深イイ話という番組があります。島田紳助さんが司会で、毎回、主に読者からの「元気が出る『イイ話』」や「思わずうなる『深い話』」を次々と紹介していく番組です。トリビアな内容もあるし、本当に「う〜ん」とうなってしまう深〜い話もあったりして個人的には好きな番組でもあります。

 その番組が昨晩も放映されていました。

 トップバッターとして紹介された「深イイ話」が木下優樹菜『人は何のために生きているのか?』という究極の内容。いきなり人生の根本問題が出てきてビックリしたのですが、投稿紹介の中でも「古くから多くの哲学者が考え続け、答えられなかった難問…」と言われていました。やっぱり「人生の目的」とか「なぜ生きる」という問題は非常に重い問題だと皆さんが思っているようです。

深イイ話のサイト画面

 俗に“おバカキャラ”で知られている木下優樹菜さんというタレントが、「月刊少年ライバル」で読者の質問に答える連載コーナー「優樹菜にきいてみな」に寄せられた質問に対する優樹菜さんの回答にあったもののようです。

 番組サイトから抜粋しますと「オリンピックで金メダルを取るにはどうしたらいいんですか?」には「死ぬほど練習!!」と回答していたり、「バイトをしたいけど親が反対します。どうすればいいかな?」には「そんなのシカト!」と物議をかもすような回答をしていたりします。そんな優樹菜さんが、この究極の問題にどのように回答するのか聞いていたところ……。

質問「人は何のために生きているのでしょうか?」

回答「死ぬときわかるよ!!」

 ……え?こんな答えアリ?と思いました。言い方を変えれば「死ぬまでわからないよ!!」ということになるんですからね。しかし、これに「深イイ」と判定した「生き方のソムリエ」こと出演者たちは10人中7人でした。逆に「う〜ん」と判定したのは僅か3人。こんな大事な問題なのに、死ぬまでわからないという回答に深さを感じてしまうのが現状なのだと驚きました。

 世界中が類を見ない大不況で、先進国でも職を失って住む所もない人が増えています。そんな中、苦しくてもなぜ生きなければならないのか、という切実な問題に「死ぬときわかるよ!!」というのはいかがなものでしょうか?

 人生をマラソンと例えるならば、生まれたときがスタートした時です。人生の目的が分からずに生きているということは、ゴールが分からずに走っているということです。人生に様々な艱難辛苦があるように、コースには急な坂もあるでしょうし、夏の強烈な日差しもあるでしょう。ライバルとのデッドヒートも繰り広げられます。しかし、ゴールが分からない。

 それなのに、一生懸命に走らなければなりません。生きることで言えば一生懸命に生きねばなりません。一生懸命走れば走るだけ「なぜ自分は走っているのだろう?ゴールはどこなのだろう?」という疑問にブチ当たります。そこで貰ったアドバイスが「力尽きて倒れたらわかるよ!!」と言われて納得できるでしょうか?「倒れるまでゴールが分からない苦しいマラソンを続けるくらいなら、早く死んだ方がマシ」とリタイアした方が賢明でしょう。人生なら自殺者が賢明な選択をすることになります。

 さて、「人は何のために生きているのでしょうか?」の回答は「死ぬときわかるよ!」でいいのでしょうか?

 浄土真宗を開かれた親鸞聖人の教えの1枚看板は平生業成です。「平生元気な時に、人生の大事業を完成できる」ということで、「死ぬとき」なんてとんでもない。元気なただ今、人生の目的を知り、達成することができるのだと教えられたのです。

 しかし、大半の人は仏教と聞けば「死んだら仏」「死んだらお助け」と思っている人が非常に多いのが現状です。まさしく「人生の目的は死ぬときわかるよ」という、今回の回答と何ら変わらないのです。残念なことです。

 本当の親鸞聖人の教えをお伝えすることを目的とした集まりが浄土真宗 親鸞会です。人生の目的をハッキリと知り、そして、果たすところまで、平生業成の教えを聞かせていただきましょう。

2008 年 7 月 21 日

中国地方の親鸞会会員の研修会レポート

カテゴリー: 未分類 — auto @ 11:36 PM

平成20年7月13日、広島県安芸高田市にある湯の国福寿荘で行なわれた研修会に参加してきました。


福寿荘

これは中国地方(鳥取、島根、広島、山口)の親鸞会会員が集い、親鸞聖人の教えを学ぶ研修会でした。

なにしろ高宮の湯の国は有名な温泉施設で、温泉宿に宿泊しての集まりでしたから、かなり盛り上がっていましたね。

それにしても、皆さん元気です。

私の隣にいたお婆さんは、メガネをかけずに黒板のメモを取り、補聴器も使っていませんでした。
「失礼ですが、おいくつですか?」と尋ねると、「98になりました」!!!!

うーん、長寿で健康の秘訣は何でしょう。
やはり、生きる目的を明らかに教えられた親鸞聖人の教えを聞かせて頂いているからでしょうか。

日曜日の研修会は、高森光晴布教局長に1日教えて頂きました。
広島まで来て頂き、有り難うございました。


小グループに別れての、仏法の話にも花が咲く

もともと広島県は「安芸門徒」と言われて、浄土真宗の盛んな地域です。
聞けば、法話や講演会などに参詣する人も増えており、喜ばれているとか。
今後も、もっともっと親鸞聖人の教えを聞き求める人が現れることでしょう。

今年の夏は暑いですが、親鸞会会員の皆さんの心は熱い夏となりそうです。