2009 年 1 月 8 日

1億円…

カテゴリー: ちょっと一言, 日記 — camera @ 11:39 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 昨年から、テレビでもラジオでもネットでも何年来の大不況ということで、暗くなる話題ばかりですね。そんな中、年始早々、富山県民には景気の良い話題が……。

 年末ジャンボで県内から億万長者が(KNBより)

 とのことで、昨年末の年末ジャンボ宝くじで富山県内から億万長者が誕生したそうです。いや、これは羨ましいですね。

 まずは、1等賞の2億円が出たのが、黒部市の黒部メルシーチャンスセンター。前後賞の2本も連番で出ているそうですので、合計3億円ゲットのようです。

 更に、2等賞の1億円が何と2カ所!富山市のアピタ富山店チャンスセンター。そして、親鸞会館のある射水市の大島イータウンチャンスセンターですね。年末ジャンボは、一昨年に2等が1本出ただけで、1等は平成17年以来の3年ぶりとのこと。これは、快挙です!

イータウンの看板

 イータウンと言えば、射水市では最大と思われるショッピングセンターで、スーパーやホームセンター、100円ショップから家電量販店などが揃っているので、私も何かとお世話になっています。

イータウン

 最もよく行くのが、家電量販店のヤマダ電機。次に、100ショップのダイソー。その後はせいぜいユニクロってとこでしょうか?アルビスの経営するフードランドには、1カ月に1度行けば上等なんですが、その前にある宝くじ売り場には、1度も行ったことがありません。

宝くじ売り場

 ここって結構、お客さんが入っていて、ロト6を買っている人はよく見かけます。それにしても、こんな小さな売り場で2等賞1億円ですかぁ〜。買っておけば良かった……と思うのが本心ですが、まあ、ここから売られた宝くじの中から、たった1枚だけですからね。殆どは1枚300円の紙切れをドブに捨てることになるでしょうね。「夢を買う」とはよく言ったものです。

 年末ジャンボなんかの時期になると「3億円当たったら、どうする?」なんて話題をしたりしなかったりして、家を建てるだの、高級車を買うだの、貯金をするだの、遊んで暮らすだの、色々と言ったりしますが、所詮は当たってない者の言う「捕らぬタヌキの皮算用」なんですよね。実際に当たったら豹変するんでしょうけど、実際に高額当選すると、銀行から今後の人生の注意点を書いたガイドブックなるものが渡されるようです。

 先ほどのKNBのニュースによれば、宝くじには税金もかからないので、全額を丸貰いできるそうですが、そんなガイドブックが渡された挙げ句、色々なアドバイスがなされるそうですから、決して幸せになれるとばかりは言えないようですね。余生は遊んで暮らせるくらいの金額を手にしてみたいと思いますが、こんな大金を受け取ってしまうと、大変そうですね。

 こんなことを聞いていると、高森顕徹先生の「光に向かって100の花束」のお話を思い出します。

毒蛇に気をつけよ 身を責める財宝

 この中のお釈迦さまの「この世の宝は身を苦しめる道具になることが多い」というお言葉が、非常に重く感じられます。確かに、大出世して太閤にまでなって天下を我がものにした豊臣秀吉とて同じでしたね。以前のNHKの大河ドラマでやっていた秀吉の最期は見るも無惨でした。そんなものを見ても、限りない欲に振り回されている為、「もっと、もっと……」と際限なく追い求めてしまう愚か者が自分であると反省させられます。

「有無同然」と言われて、有っても無くても苦しいのが人生です。私は「無い」苦しみの方が多いと思うのですが、「有る」苦しみが多い人もおられるようです。改めて真の人生の目的を教えられた親鸞聖人の教え以外に、本当に幸せになる道はないんだなぁと知らされるニュースでした。

 ではでは。

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