2009 年 1 月 27 日

人生の目的は“死ぬときわかるよ”?

カテゴリー: 未分類 — camera @ 6:02 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 日テレ系で毎週月曜日に放映されている人生が変わる1分間の深イイ話という番組があります。島田紳助さんが司会で、毎回、主に読者からの「元気が出る『イイ話』」や「思わずうなる『深い話』」を次々と紹介していく番組です。トリビアな内容もあるし、本当に「う〜ん」とうなってしまう深〜い話もあったりして個人的には好きな番組でもあります。

 その番組が昨晩も放映されていました。

 トップバッターとして紹介された「深イイ話」が木下優樹菜『人は何のために生きているのか?』という究極の内容。いきなり人生の根本問題が出てきてビックリしたのですが、投稿紹介の中でも「古くから多くの哲学者が考え続け、答えられなかった難問…」と言われていました。やっぱり「人生の目的」とか「なぜ生きる」という問題は非常に重い問題だと皆さんが思っているようです。

深イイ話のサイト画面

 俗に“おバカキャラ”で知られている木下優樹菜さんというタレントが、「月刊少年ライバル」で読者の質問に答える連載コーナー「優樹菜にきいてみな」に寄せられた質問に対する優樹菜さんの回答にあったもののようです。

 番組サイトから抜粋しますと「オリンピックで金メダルを取るにはどうしたらいいんですか?」には「死ぬほど練習!!」と回答していたり、「バイトをしたいけど親が反対します。どうすればいいかな?」には「そんなのシカト!」と物議をかもすような回答をしていたりします。そんな優樹菜さんが、この究極の問題にどのように回答するのか聞いていたところ……。

質問「人は何のために生きているのでしょうか?」

回答「死ぬときわかるよ!!」

 ……え?こんな答えアリ?と思いました。言い方を変えれば「死ぬまでわからないよ!!」ということになるんですからね。しかし、これに「深イイ」と判定した「生き方のソムリエ」こと出演者たちは10人中7人でした。逆に「う〜ん」と判定したのは僅か3人。こんな大事な問題なのに、死ぬまでわからないという回答に深さを感じてしまうのが現状なのだと驚きました。

 世界中が類を見ない大不況で、先進国でも職を失って住む所もない人が増えています。そんな中、苦しくてもなぜ生きなければならないのか、という切実な問題に「死ぬときわかるよ!!」というのはいかがなものでしょうか?

 人生をマラソンと例えるならば、生まれたときがスタートした時です。人生の目的が分からずに生きているということは、ゴールが分からずに走っているということです。人生に様々な艱難辛苦があるように、コースには急な坂もあるでしょうし、夏の強烈な日差しもあるでしょう。ライバルとのデッドヒートも繰り広げられます。しかし、ゴールが分からない。

 それなのに、一生懸命に走らなければなりません。生きることで言えば一生懸命に生きねばなりません。一生懸命走れば走るだけ「なぜ自分は走っているのだろう?ゴールはどこなのだろう?」という疑問にブチ当たります。そこで貰ったアドバイスが「力尽きて倒れたらわかるよ!!」と言われて納得できるでしょうか?「倒れるまでゴールが分からない苦しいマラソンを続けるくらいなら、早く死んだ方がマシ」とリタイアした方が賢明でしょう。人生なら自殺者が賢明な選択をすることになります。

 さて、「人は何のために生きているのでしょうか?」の回答は「死ぬときわかるよ!」でいいのでしょうか?

 浄土真宗を開かれた親鸞聖人の教えの1枚看板は平生業成です。「平生元気な時に、人生の大事業を完成できる」ということで、「死ぬとき」なんてとんでもない。元気なただ今、人生の目的を知り、達成することができるのだと教えられたのです。

 しかし、大半の人は仏教と聞けば「死んだら仏」「死んだらお助け」と思っている人が非常に多いのが現状です。まさしく「人生の目的は死ぬときわかるよ」という、今回の回答と何ら変わらないのです。残念なことです。

 本当の親鸞聖人の教えをお伝えすることを目的とした集まりが浄土真宗 親鸞会です。人生の目的をハッキリと知り、そして、果たすところまで、平生業成の教えを聞かせていただきましょう。

2009 年 1 月 20 日

新春恒例 親鸞会 大カルタ大会挙行さる!

カテゴリー: 行事の感想 — auto @ 4:50 PM

正月と言えば何を思い浮かべますか。
モチですか、お雑煮ですか、年賀状ですか。

正月と言えば、カルタです、カルタ。
親鸞会の、毎年恒例カルタ大会を行った地区も数多くあると聞いています。
かく言う私も、やりました、カルタ。

……うーん、「大カルタ大会」の「大」は必要なさそうですね(笑)。

しかし、小学生の頃、百人一首で壮絶なバトルを繰り広げた記憶がよみがえります。

句を覚えるというより、特徴のある札をまず押さえていましたね。
「蝉丸」とか「小野小町」とか、絵の雰囲気が他とちょっと違う札。

私の十八番は安倍仲麿「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」でした。
歴史上、有名な歌ですものね。

それはそうと、親鸞会でなされるカルタは、他のカルタとは違います。
そう、仏教の教えに即した内容になっています。

例えば、親鸞聖人が出家された時に詠まれたと言われる
「明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」
とか、ご法話ではよく耳にする禅僧一休の
「世の中の 娘が嫁と 花咲いて 嬶としぼんで 婆と散りゆく」
とか、
「元旦や おめでたいとは 金剛の 信を獲たる 人にこそあれ」
「はめばはめ くらわばくらえ 金剛の 他力の信は よもやはむまじ」
「こら阿弥陀 助けたいなら助けさそ 罪は渡さぬ よろこびのもと」

などなど、法味あふれる札のオンパレードです。

ほとんど、聖教と変わらないのですが、それをバラまいて、バシバシ手で打つのは、考えてみれば何か粗末にしているようにも思いますが、まあ「カルタ」ですからね。

老若男女、入り乱れての札とりバトルに会場も多いに盛り上がりました。

正月と言わず、親鸞学徒が集まった時に、余興でいかがですか、カルタ。

2009 年 1 月 15 日

春はまだか? from 親鸞会館

カテゴリー: 日記 — camera @ 1:35 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 前回の更新から親鸞会館周辺では雪が降り続いていますが、平成17年〜18年の豪雪以来、まとまった雪が少なかったことを思うと、やっと富山らしい雪になったという感じです。それにしても、週間天気予報に反して、結構長期に渡って雪が降っていまして、親鸞会館周辺も結構な積雪があります。

 ちなみに今日の午前中の正本堂正面はこんな感じでした。

雪の親鸞会の正面広場

 誰も足を踏み入れていない、新雪に覆われています。

 この為、正本堂周辺を含め、聞法ドメイン全域に渡って管理している聖地課の皆さんが、早朝から道路や駐車場の除雪作業を頑張っていました。寒い中、ご苦労さまですっ!

親鸞会館の除雪作業中

 自宅では、スコップよりママさんダンプ(スノーダンプとも言う?)が威力があって、手早く玄関前の除雪ができたりするのですが、さすがに聖地ほどの広さとなると、焼け石に水ですね。ママさんダンプレベルでは、除雪したところからドンドンと積もっていきます。やっぱり除雪車は扱う雪の量がケタ違いですね。市内でも、射水市の除雪車がところ狭しと除雪作業に奮闘していました。

 親鸞会館の藤棚の横には、ソメイヨシノの木があるのですが、それも今日はこんな感じでした。

冬の正本堂

 もう真っ白けっけです。まさに雪の花で満開といったところですが、この木も春には、

春の正本堂

 と見事な花でいっぱいになるんです。いやぁ、春が待ち遠しいですね。

 風邪などひかれないよう、健康管理はしっかりとしましょうね!

 ではでは。

2009 年 1 月 12 日

何とか持ちこたえました(汗)

カテゴリー: 日記, 親鸞会関連サイト — camera @ 11:35 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 昨日の日曜日は、親鸞会館にて高森顕徹先生より王舎城の悲劇についての解説がありました。

 前日の土曜日から日本海側は大雪と言われていましたが……、

正本堂の正面

 ご覧の通り、これは正本堂正面なのですが、全日程が終了してからも全く積雪がありません。東京の親鸞学徒に、親鸞会館までの道中はどうだったか聞いてみたんですが、夜行で来られて「夢の中」だったので、あまり記憶にないとのこと。それでも、「あまり雪はなかったようですよ」とおっしゃっていました(?)。

 日中も雪がチラホラ舞っていたんですが、まとまって降っていませんでしたし、時々、太陽が顔をのぞかせていたので、融けてしまったんでしょうね。空だけは一丁前に暗雲が漂っていますが、駐車場だってこんな感じ。

親鸞会の駐車場

 折角、参詣者の皆さんが雪対策に気合いを入れてワイパーを立てているんですが……。全く必要なかったですね。まあ、スリップなどによる被害が起こりにくい分、良かったのかもしれません。

 別アングルだと、こんな感じです。

親鸞会の駐車場

 奥に見える、学徒の丘にかろうじて積雪があるんですが、これも非常に薄かったですね。すぐ融けちゃいますね。

 ただ、この晩からドカドカと雪が降ってきまして、今日の昼には雪まみれでした。よくぞ、行事の最後まで雪が持ちこたえてくれた、と思いましたが、これからドンドン雪が降るんでしょうかね?気をつけたいものです。

 「王舎城の悲劇」についての大まかな解説は、親鸞会の公式サイトにある「仏教講座」に掲載されていますので、ぜひご覧ください。また、解説も親鸞会館にて行われていますので、聞かせていただきましょう。

 ではでは。

2009 年 1 月 10 日

今晩から北陸は大荒れだそうですが…

カテゴリー: ちょっと一言 — camera @ 11:55 AM

 さとし@カメラ小僧です。

 ニュースでは、今晩から日本海側では大荒れだそうで、大雪の予報も出ています。北陸も多いところでは50〜60cmの積雪と言われていますが、どうでしょう?

みくりが池の雪景色

 あ、すみません。これは、北陸は北陸でも立山の室堂にあるみくりが池周辺ですね。完全に池が凍っておりますが、昨年のGWでの写真です。今ごろ、こんな景色が作られているんでしょうね。ああ、冬の立山も行きたいなぁ。

 では、射水市の平野部はと言いますと、今日のお昼でこんな感じです。

西の空

 全く雪がありません。田んぼにすら雪がありません。冬に雪が積もらないと虫が死なないから、農作物に被害が出やすいというホントかウソか分からない話を聞きましたが、ある程度は雪が積もってもらいたいものですね。それはそうと、天気は西から変わって来ると言われるので、西の空を撮ってみたんですが、雪雲って感じじゃないですね。うっすらと青空さえ見えている始末です。日も射しているし……。

 ちなみに南の射水丘陵付近の空はどうでしょうか?

親鸞会館の上空

 手前の明るさと比較すると、やけにドンヨリしていますね。まさに暗雲がただよっています。やっぱり、山の天気は変わりやすい!

 今日から連休ということもあって、親鸞会館にいらっしゃる方もおられると思います。山間部は雪が多い上に積雪がなくても凍結の危険性がありますので、じゅうぶん注意してお越しください。

 ではでは。

2009 年 1 月 9 日

五箇山の冬のライトアップは今年もあるらしい

カテゴリー: ちょっと一言, 親鸞会関連サイト — camera @ 5:09 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 富山県が世界に誇る世界遺産と言えば、五箇山の合掌造り集落ですね。豪雪地帯の五箇山に適した家屋ということで独特の外観の建築です。また、カメラマンにとっても白川郷の合掌造り集落と合わせて人気のスポットになっています。

 この五箇山の合掌集落ですが、年に数回、ライトアップが行われます。昨年も行われたのですが、人気なのが冬のライトアップ「四季の五箇山 雪あかり」というイベントですね。五箇山商工会のサイトによれば、今年も行われるということ。これは是非とも行ってみたい!

 まずは、1/31(土)2/1(日)の両日に、重要文化財の岩瀬家とその周辺がライトアップされます。岩瀬家は確か、合掌造り家屋では最大の5階建てではなかったかと思います。その岩瀬家の昨年のライトアップがこれ。

五箇山の岩瀬家

 雪も降っていましたが、何とも幻想的です。中では五箇山民謡が披露されていましたね。この隣には、蓮如上人のお弟子である、赤尾の道宗が開いた行徳寺もあり、その山門などがライトアップされていました。行徳寺には道宗のことを伝える遺徳館があるのですが、これがいつも閉まっているんですよね。連絡しないと開けてくれないそうですが、是非ともこういうイベントの時くらいは開放して、道宗が伝えていったことを弘めていただきたいものです。

 さて、その翌週の2/7(土)2/8(日)の両日は、いよいよ世界文化遺産に登録されている菅沼集落のライトアップです。白川郷などと比べると規模は小さいものの、素朴でお気に入りです。

菅沼集落のライトアップ

 昨年は、雪でできたステージで五箇山民謡の、こきりこ節といちんさが披露されました。雪の中の踊りも風情がありますが、いつまでも観光客のリクエストに応えて記念写真に収まる踊り子さん達が寒そうだったのが印象深かったです。

 ただ、最近はやっぱり雪が少ないですね。上の写真でも屋根の雪が薄いのが気になります。これも、ギリギリ前日に雪が降って、屋根の上に雪が積もった状態ですからね。豪雪地帯の五箇山も温暖化の影響を受けているんでしょうか?現在の状況はライブカメラで見れますが、1月の今でも雪は少ないですね。ちょっと寂しいです。ライトアップの頃にはドカ雪が降ってもらいたいものですね。

 そうそう、昨年のライトアップの時には、まだ明るい内から撮影スポットはこんな感じでした。

カメラマンたち

 もう、五箇山の合掌集落を撮影しようとカメラマンがギッシリです。道路沿いに延々とカメラマンが並んでいます。ペンタックスの645を抱えている人もあったりして、ハイレベルな撮影がなされているようです。三脚を立てる場所に困りましたが、相当早く行く必要があるようですね。防寒対策はしっかりとしたいものです。あと、このスポットは国道沿いなので、車にも注意が必要です。運転と撮影時共に車には気をつけましょう!

 五箇山のライトアップの写真をパソコンの壁紙にしたい方は親鸞会の公式サイトパソコン用壁紙集がありますので、是非ご利用ください!

 個人的には、相倉集落のライトアップもして欲しいんですけど……ダメですか?一昨年には、なさけれていたそうですが、駐車場の問題でしょうか?それとも、展望台が狭いから?それとも、五箇山ICから遠いからでしょうか?是非とも相倉集落の復活を!!

 東海北陸自動車道も全線開通しての初の雪あかりです。観光客も増えているそうですので、今年は賑やかそうですね。

 ではでは。

2009 年 1 月 8 日

1億円…

カテゴリー: ちょっと一言, 日記 — camera @ 11:39 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 昨年から、テレビでもラジオでもネットでも何年来の大不況ということで、暗くなる話題ばかりですね。そんな中、年始早々、富山県民には景気の良い話題が……。

 年末ジャンボで県内から億万長者が(KNBより)

 とのことで、昨年末の年末ジャンボ宝くじで富山県内から億万長者が誕生したそうです。いや、これは羨ましいですね。

 まずは、1等賞の2億円が出たのが、黒部市の黒部メルシーチャンスセンター。前後賞の2本も連番で出ているそうですので、合計3億円ゲットのようです。

 更に、2等賞の1億円が何と2カ所!富山市のアピタ富山店チャンスセンター。そして、親鸞会館のある射水市の大島イータウンチャンスセンターですね。年末ジャンボは、一昨年に2等が1本出ただけで、1等は平成17年以来の3年ぶりとのこと。これは、快挙です!

イータウンの看板

 イータウンと言えば、射水市では最大と思われるショッピングセンターで、スーパーやホームセンター、100円ショップから家電量販店などが揃っているので、私も何かとお世話になっています。

イータウン

 最もよく行くのが、家電量販店のヤマダ電機。次に、100ショップのダイソー。その後はせいぜいユニクロってとこでしょうか?アルビスの経営するフードランドには、1カ月に1度行けば上等なんですが、その前にある宝くじ売り場には、1度も行ったことがありません。

宝くじ売り場

 ここって結構、お客さんが入っていて、ロト6を買っている人はよく見かけます。それにしても、こんな小さな売り場で2等賞1億円ですかぁ〜。買っておけば良かった……と思うのが本心ですが、まあ、ここから売られた宝くじの中から、たった1枚だけですからね。殆どは1枚300円の紙切れをドブに捨てることになるでしょうね。「夢を買う」とはよく言ったものです。

 年末ジャンボなんかの時期になると「3億円当たったら、どうする?」なんて話題をしたりしなかったりして、家を建てるだの、高級車を買うだの、貯金をするだの、遊んで暮らすだの、色々と言ったりしますが、所詮は当たってない者の言う「捕らぬタヌキの皮算用」なんですよね。実際に当たったら豹変するんでしょうけど、実際に高額当選すると、銀行から今後の人生の注意点を書いたガイドブックなるものが渡されるようです。

 先ほどのKNBのニュースによれば、宝くじには税金もかからないので、全額を丸貰いできるそうですが、そんなガイドブックが渡された挙げ句、色々なアドバイスがなされるそうですから、決して幸せになれるとばかりは言えないようですね。余生は遊んで暮らせるくらいの金額を手にしてみたいと思いますが、こんな大金を受け取ってしまうと、大変そうですね。

 こんなことを聞いていると、高森顕徹先生の「光に向かって100の花束」のお話を思い出します。

毒蛇に気をつけよ 身を責める財宝

 この中のお釈迦さまの「この世の宝は身を苦しめる道具になることが多い」というお言葉が、非常に重く感じられます。確かに、大出世して太閤にまでなって天下を我がものにした豊臣秀吉とて同じでしたね。以前のNHKの大河ドラマでやっていた秀吉の最期は見るも無惨でした。そんなものを見ても、限りない欲に振り回されている為、「もっと、もっと……」と際限なく追い求めてしまう愚か者が自分であると反省させられます。

「有無同然」と言われて、有っても無くても苦しいのが人生です。私は「無い」苦しみの方が多いと思うのですが、「有る」苦しみが多い人もおられるようです。改めて真の人生の目的を教えられた親鸞聖人の教え以外に、本当に幸せになる道はないんだなぁと知らされるニュースでした。

 ではでは。

2009 年 1 月 7 日

石畑池にオオハクチョウが復活!

カテゴリー: ちょっと一言, 日記 — camera @ 10:19 AM

 さとし@カメラ小僧です。

 12月1日の記事で、射水市野手にある石畑池にオオハクチョウがやってきたと書きました。親鸞会同朋の里からも車で3分ほどの位置にある池なので、親鸞学徒も信心の沙汰の後に見に行かれる方がおられるようです。

 ところが、記事を書いてから1週間後に行ってみたところ、オオハクチョウが1羽もいなくなっていました。ドサクサに紛れてエサを貰っていたカモの姿すら見られない有り様でした。丁度、その頃に狩猟の解禁があり、周囲の山野で発砲の音が聞こえたりしたとかで、ビックリしたオオハクチョウが逃げてしまったと世話をされている方が言われていました。しかし、暫くすると戻ってきていたようなんですけどね。

「暫くしたら戻って来るだろう……」と思っていたんですが、どうも様子がおかしい。ローカルラジオのFMいみず「ミュージック★ナイト(金曜日)」のパーソナリティーを務められている青井谷在住のシンセサイザー奏者・滝沢卓さんが、ある日の放送でちょうど、この石畑池のオオハクチョウについてトークされていました。その話によると、ここ1〜2週間、オオハクチョウがどっかに行ってしまった。近所の話では、田尻池などに行ってしまったかもしれない……とのこと。やっぱり、いなくなっていたんだと残念に思ったところ、滝沢さん曰く「……が、最近またオオハクチョウが戻ってきたようです」とのこと。

 それで、年末に行ってみました。

石畑池のオオハクチョウ

 あっ!戻ってきている!ドサクサに紛れてカモもワンサカいましたよ!しかも、オオハクチョウが20羽以上はいます。これは氷見の十二町潟水郷公園とほぼ同規模ですね。以前の記事の時よりも多かったので一安心。寝ている白鳥もあり、ひたすら餌を食べている白鳥もあり、親に追いかけられている若鳥もありで、いつもの光景が見られました。世話人の方が蒔かれるクズ米も、がっついていましたね。

 田尻池や十二町潟水郷公園よりも周囲の自然が豊かということもあって、白鳥の撮影にはもってこいなので、射水市内は勿論、遠方からも写真愛好家の方がやってきてレンズを向けていました。

 そのうち、急に騒がしくなったかと思ったら、

飛び立つオオハクチョウ

 大人のオオハクチョウが水面を蹴り、羽をバタバタさせて飛行訓練をしていました。実際は、ちょっと浮いたかと思うと、着水しちゃうんですけどね。運動不足解消のためにやっているんでしょうか?寝てばかりいたら、シベリアに帰れませんからね。

 この大人のオオハクチョウと一緒に、羽がまだ灰色の若いオオハクチョウもバサバサとやっていました。

若いオオハクチョウの飛翔

 まだ、慣れないながらも大人たちに混じってシベリアから飛んできた若鳥です。春に再び飛翔せんと頑張って羽ばたいている姿に感動です。

 親鸞学徒も昨年の親鸞会結成50周年にて、更なる飛翔と50の船出を誓いました。親鸞学徒の本道を外れず、光に向かって進ませていただきたいと思います。

 石畑池は、ちょっと分かりにくいですが、こちらに詳しいルートが紹介されていますので、ご覧くださいね。

 ではでは。

2009 年 1 月 5 日

親鸞会館にて今年最初のご法話でした

カテゴリー: 日記, 行事の感想 — camera @ 4:49 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 昨日は、平成21年になって最初のご法話が親鸞会館にて行われました。

 今回は、高森顕徹先生より正信偈の「摂取心光常照護」についてお聞かせいただきました。

 ご法話終了後には、同朋の里に移動して、今年最初の聞法ドメインでの信心の沙汰でした。

D館での信心の沙汰

 さっそく、最新のD館を利用される方もあり、いくつかの小さなグループになって、聞かせていただいたことを復習したり、ホワイトボードを使って、実際にどのように解説なされたかということを自分が話してみたりと、様々なやり方でやっていました。

 これは、大人だけの話ではありません。

小中学生対象

 ご法話の昼休みには、中高生の親鸞学徒が、交流会を兼ねて勉強会をしていました。自分たちが中高生の頃って何をしていたんだろう……と振り返ってみると「まだ冬休みだし……」ということでゴロゴロしていた気がします。そう思うと、小さい頃から親鸞会とご縁があり、人生の目的達成に向けて勉強しているのは、尊いし恵まれているなぁ……と思いました。

 今もなお続いている世界的な大不況ですが、年越し派遣村というものができて、派遣切りで住まいを失った労働者たちが、そこで年越しを迎えたそうです。それでも、全員は収容できなかったそうですね。日本は経済大国と言われましたが、高度経済成長期と言われた頃からは想像もできなかった事態です。

 親鸞聖人は、大飢饉で多くの餓死者や病人が出ているのをご覧になられて、善導大師の、

「自信教人信 難中転更難 大悲伝普化 真成報仏恩」

 のお言葉に従われ、阿弥陀仏の本願徹底のため、布教に出られたそうです。

 このような時代だからこそ、私も親鸞学徒の1人として「どんなに苦しくても、なぜ死んではいけないのか」という、親鸞聖人が教えられた「人生の目的」を1人でも多くの方にお伝えできるよう、今年も精進したいと思います。

 ではでは。

2009 年 1 月 2 日

今日の親鸞会館は雪ですが…

カテゴリー: ちょっと一言 — camera @ 2:38 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 今日の射水市は、朝から雪が降ったり止んだりしていますが、湿っぽい雪のためか、親鸞会館周辺は、殆ど積雪もありません。

1月2日の正本堂正面

 ちょっと、写真では分かりにくいですが、雪の1粒は結構大きいんですけどね。ただ、かなりベチャベチャしています。

 ただ、乗降ターミナルの植え込み付近は、

1月2日の乗降ターミナル植え込み

 ……と、少々、植木に積もっている感じです。しかし、ちょっとした日差しで融けてしまいます。親鸞会の50年の歩みを綴った写真集を拝見しましたが、38豪雪(サンパチごうせつ)の時も、親鸞学徒は雪にも負けずに参詣されていたんですね。当時に比べると、地球温暖化の影響か雪が少なくなりましたね。

 路面にも殆ど雪はないのですが、稀にビシャビシャのシャーベット上の雪がたまっている所がありますので、運転には注意が必要かと思います。

 明日から、親鸞会館にいらっしゃる方もおられると思います。十分に気をつけてお越しください。

 ではでは。