2008 年 6 月 30 日

求む!ニホンカモシカ目撃情報?

カテゴリー: ちょっと一言 — auto @ 6:32 PM

6月29日は朝からあいにくの大雨でしたが、親鸞会館での行事も滞り無く行なわれました。

6月29日 親鸞会行事

正本堂の中は、本当の快適空間ですね!
外に出たとたん、その湿気の多さでやられました。……というか、快適湿度の大講堂に慣れていたからでしょうか。湿度をコントロールするというのは、体調を左右するほどの重要な空調ファクターですね。

ところで、最近、親鸞会館周辺で「ニホンカモシカを見た!」という声があるようです。

カモシカ?!……こんなところにいる訳ないよ、と思って調べたところ、富山県のホームページに以下の内容が……。

ニホンカモシカについて カモシカの保護の現状

全国的な傾向としては東日本、中部地方と紀伊半島に多く、西日本に少ない。
本県では、神通川以東の森林帯と県西部の白山山系の山地に生息している。
近年、神通川〜庄川間の森林や小矢部南部丘陵にも分布が拡散してきた。
生息数は、昭和40年(1965)頃から増加しており、低山帯への下降現象が著しい。

なるほど、ここを見る限り、射水市の丘陵地帯に生息していてもおかしくはなさそうです。

なにしろ特別天然記念物ですし、人を襲うこともありませんから、もし見つけてもそっとしておくのが原則です。

とは言え、最近は増加傾向にあるようで、カモシカによる食害が増えているようです。
私の知人で山間部で農家を営んでいる人があるのですが、食害と言えばサルやイノシシ。富山の場合、カモシカという例はあまり聞かないそうですが、なにしろ動物対策は農家にとって死活問題だそうです。

例えば、ニンジンやタマネギなどは、完全に実らない間に収穫するそうです。……なぜかって? 特にサルなどは実るのを待っているそうです。敵ながら賢いですな。
確かに、その方から頂いたタマネギは、少々小柄でした。

話を元に戻しますが、カモシカも食べ物を求めてだけでなく、親鸞聖人の教えを聞きたくて親鸞会館周辺に現れたのでしょうかね?

ニホンカモシカを目撃された方は、是非携帯電話のカメラでもいいので、激写して提供してくださいね。

2008 年 6 月 23 日

正本堂の正面広場は夜も安心!

カテゴリー: 親鸞会館の見どころ — camera @ 4:28 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 今年はカラ梅雨か?と思いきや、先週末から本格的な梅雨らしい天気になっています。ジメジメして雨の鬱陶しい時期ですが、体調を崩さないように気をつけたいものです。

 さて、昨日は親鸞会館にて、「王舎城の悲劇」のアニメ解説がありました。

 その中のお釈迦さまのご説法などを通して、仏教の根幹である因果の道理について高森先生より教えていただきました。

 さて、正本堂の前広場が、降誕会の頃から夜でも明るくなったのにお気づきでしょうか?

 佐川急便の方から、正面ゲート付近を見るとこんな感じになっています。

親鸞会館正面ゲートから見る

 親鸞会館前の道路を挟んだところに、一際明るい外灯がこうこうと輝いていますね。正本堂の正面の外壁も輝いているのが分かります。

 正面広場に立ってみると……、

正本堂の正面広場

 ……ということで、日没直後のちょっと明るい時間帯に撮ったので正面広場の明るさが分かりにくいかもしれませんが、右に見える2つの大きな照明は、元々は野球場にあったものを移設したもの。もっと暗くなると、この光の強さが一段とよく分かります。

 そんなわけで、この照明が設置されて試験点灯した時に写真を撮りましたので、ご覧ください。

夜中の正本堂正面広場

 どうです?降誕会直前ですので、大柱に降誕会の幕が下りていますが、この明るさ!漆黒の空の下で、ここが日中のように明るいのが分かると思います。

 これで、暗くなってからも乗降ターミナルなどへ行く際、足元がよく見えて安全に歩けると思います。

 足がケガしてしまったら正座して聴聞できなくなってしまいます。くれぐれも足元には気をつけて歩きましょうね!

 ではでは。

2008 年 6 月 21 日

冥土の旅の一里塚……じゃない、射水にある一里塚

カテゴリー: 日記 — auto @ 3:06 PM

「門松は 冥土の旅の 一里塚
めでたくもあり めでたくもなし」

と歌ったのは一休でしたが、その「一里塚」が意外なことに射水市(旧小杉町)にあります。

小杉 一里塚

なんだこれ、って感じですが、これは旧北陸街道の「一里塚」なのです。(地図

その昔、徳川幕府は江戸日本橋を基点として東海道、東山道、北陸道の三街道に、一里毎に榎(えのき)を植えて塚としました。
富山県内の旧北陸道沿いには、朝日町境の一里塚と、この小杉三ヶの一里塚の二つしか残っていないそうで、かなり貴重な代物です。

一里塚説明板
説明板(クリックで拡大)

北陸道を旅する人は、きっとこの榎の木陰で体を休めたことでしょう。
……と言いましても、江戸時代の榎は既に枯死したそうで、今残っているものは昭和42年に植え直されたものだそうです。
(参照:『小杉町の文化財』)

射水市 三ヶ地区

ということで、旧小杉町にはかつて北陸街道が通っており、その古き街並みの面影を残しています。

例えば、射水市三ヶ地区内にあるこちらの建物。

射水市 三ヶ地区

射水市 三ヶ地区

「赤壁屋」の看板と囲いが実に風情がありますね。
看板を見たところ、昔の酒屋だったようです。

小杉高校から東方向へ、手崎地区に至るまで、このような古い街並みがずっと続いています。

小杉 旧北陸街道

↑表具屋さんの玄関先も、昔ながらという感じで素敵ですね。

加賀藩 旧北陸道

↑こちらは「加賀藩高札場跡」。(地図
あの前田利家で有名な加賀藩が、領民への懸札を掲示した場所です。
1665年に建てられたものだそうで、街道筋ならではですね。

旧小杉郵便局

↑これは旧小杉郵便局。(地図
今は使われていませんが、大正13年に建てられたもので、映画のロケ地にもなった場所です。

旧北陸銀行

↑これは「小杉展示館」。(地図
明治33(1900)年に開業した「小杉貯金銀行」の社屋で、明治44(1911)年に建設されたものです。
昭和54年まで、北陸銀行小杉支店として使われていましたが、その後は展示館として開放されています。

まだまだ、加賀藩の「射水奉行所跡」や、加賀藩蔵跡、そして手崎地区には旧北陸道の道しるべとして、「右とやま、左いわせ」という石碑(地図)が遺っているなど、歴史を感じさせるものが沢山あるのですが、今日の紹介はここまでとしましょう。

ともあれ、「一里塚」って何か、お分かりになられましたよね?

2008 年 6 月 19 日

9日遅れで梅雨入りしました

カテゴリー: 日記 — camera @ 4:59 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 昨日の朝日新聞の記事を見ていたところ、早くも沖縄では梅雨明けをしたそうです。何でも平年より6日早い梅雨明けだとか……。いよいよ夏本番ですね!

 ……で、「富山での梅雨明けはまだかいな?」という以前に、そもそも富山では梅雨に入ってすらおらず、数日前の親鸞会館の紫陽花はこんな感じ。

紫陽花

 ちなみにこれは、顕真会館前の藤棚裏にある真っ白な紫陽花です。

 まあ、こんな木漏れ日の下の紫陽花もいいかもしれませんが、紫陽花と言えばやっぱり雨の中、花びらに雫の付いたしっとりとした写真を撮りたいものです。

 ……で、本日やっと富山にも梅雨が来ました!!平年の9日遅れだそうです。

 さっそく、駐車場に飛び出して1枚撮っちゃいました。

紫陽花

 う〜ん、やっぱり紫陽花は梅雨の曇り空の下で撮るのが一番ですね!まだまだ、梅雨も本調子(って言うのでしょうか?)ではないようで、雫があまり付着していませんが、これからですよ!

 ちなみに今日は、かなり不快指数が高いです。9日遅れとはいえ梅雨らしい梅雨に突入した感じがしますね!梅雨は決して気持ちのいいものではないのですが、この季節がなければないで農業は大打撃!農作物は結構な被害を受けてしまうようなので、特に今みたいに原油どころか食料価格も上がるご時世には、無事に梅雨が来てくれて何よりです。ここは一つ、紫陽花とかあやめなんかを撮ったりして、梅雨をエンジョイしたいと思います。

 ……とここまで言っておいて、梅雨明けはいつでしょう?

 ジメジメした時期で、ダルくなってしまいますが、気合いを入れていきましょう!あ、そうそう、これからの季節、食料の保管などには気をつけて食中毒被害にはご注意を!!

 ではでは。

2008 年 6 月 17 日

梅雨入り前に「あじさい」を楽しむ

カテゴリー: 親鸞会館の見どころ — auto @ 7:04 PM

富山では、からりと晴れた素晴らしい天気が続いています。

親鸞会 会館

北陸はまだ、梅雨入りをしていないのだそうで。関東以西の太平洋側では既に6月初旬に梅雨入りしたというのに、一体どういう訳でしょう。
でも、この天気も明日まででしょうか。19日以降は、ぐずついた天気になるようです。

そう、梅雨と言えば、あじさい。

あじさいの花

天気で土はカラカラなのですが、既にあじさいが美しく花を咲かせています。

親鸞会館周辺にも、数多くのあじさいが植えられています。
一番の見どころは親鸞会正本堂横の乗降ターミナル周辺に植えられたあじさいなのですが、それは17日ではこんな感じ。

親鸞会のあじさい

……満開には、まだまだですかね。
今度の土日の行事日では咲き誇るあじさいが、参詣者の目を和ませてくれそうです。
みなさん、お楽しみに。

>>富山県の週間天気予報(気象庁)

2008 年 6 月 16 日

河川敷にある珍空港=“富山空港”

カテゴリー: 日記 — camera @ 10:49 AM

 さとし@カメラ小僧です。

 今日は、富山の空の玄関のオハナシ。

富山空港

 富山県の空の玄関と言えば富山空港です。やまのはさんの記事にもあるように、先日、親鸞会館で勤修された「親鸞聖人降誕会」には海外の親鸞学徒も多く参詣されたのですが、それらの学徒の皆さんも利用された、親鸞会館参詣にも便利な空港です。特に最近は台湾の観光客に富山県の立山黒部アルペンルートや五箇山合掌集落が大人気だそうで、台北のみならず高雄といった都市からも直行便が、よく出るくらいだそうで、なんだかんだと富山空港は必要とされているようです!

 ただ、北陸地方では、お隣の石川県にある小松空港の方が積雪に強かったりと、規模の面でどうしても見劣りしてしまいますが、韓国やロシア、中国にも国際便が飛んでおりますし、何よりも富山空港には日本で唯一の特徴があるのです!

 それが、河川敷にある空港ということ!

 河川敷にある運動公園とかなら聞いたことがありますが、この富山空港は神通川の河川敷に滑走路があるんです!従って、神通川が洪水の時には水没するという構造になっている珍空港だったりします。勿論、旅客ターミナルまで水没させるわけにはいかないので、旅客ターミナルは堤防の外側、滑走路は堤防の内側の河川敷にあるという構造になっています。言うまでもなく、ターミナルから旅客機までは遠くなる為に、ボーディング・ブリッジはめちゃめちゃ長くなり、日本最長なんだとか?

 河川敷にあるとどういう光景が見られるのか気になりますので、ちょっと空港の対岸から撮った写真を紹介しましょう。まず、富山空港に着陸するために侵入する旅客機です。これは韓国アシアナ航空の旅客機です。

富山空港に侵入する旅客機

 ちょっと滑走路が見えないので、神通川に突っ込んでくるように見えます。そして、無事に着陸しました。滑走路の端まで減速しながら走っていくのですが、その光景がコレ。

富山空港の滑走路を走る飛行機

 川の対岸の土手などを走る自動車とか自転車、ジョギングする人々などは見ますが、河川敷を走る飛行機って何というか変な感じですが、これが富山空港の日常の光景です。富山県民なら当然の光景なんでしょうけど、ハッキリ言って、他の人からすれば異様な光景なんでしょうね。こんな光景は滅多に見られないと思うので、富山市に来たならば、是非、見てくださいね!

 河川敷にある滑走路ということは、河川敷を歩いて行けば滑走路に辿り着くわけで、実際に間近まで車で行くことができます。滑走路周囲には鉄条網が張られていますので、そこから中に入らなければいいだけですので、結構多くの見物客がいらっしゃいます。

 ……では、滑走路の北端に行ってみましょう。ここの真上は離発着する旅客機が至近距離で見ることができます。

至近距離で見る旅客機

 いやぁ、写真では迫力が伝わりませんね。石を投げれば当たりそうな高度を飛んでいます。視覚的な迫力もあるのですが、もっと迫力があるのが「騒音」です。地響きを伴って耳をつんざくような騒音と共に上空を通り過ぎます。近くに子供に飛行機を見せようと来ていた親子連れがありましたが、旅客機が近づいてくると子供ははしゃぎ、上空を通過する時には「びえぇぇ〜っ!怖かったよぉー!怖かったよぉー!」と号泣していました。

富山空港に侵入する旅客機

 そうやって、号泣する子供を尻目に旅客機は河川敷の空港に侵入していきます。いやぁ、間近で見てもゆっくり飛んでいるようにしか見えないのですが、なんであんな金属の塊があのスピードで空を飛んでいるのか、未だに変な感じがします。

 同じ位置にいて離陸を見ようとしたんですが、

富山空港から離陸する旅客機

 ……という感じで、ちょっと遠くで離陸しちゃいました。いっぱいいっぱいまで滑走するわけではないようですね。まあ、この滑走路の先端からすぐ側には北陸自動車道の橋がありまして、その橋に向かって滑走しているんですね。オーバーランしたら橋に激突。恐ろしいです。その滑走路先端から北陸道を見た光景がコレです。

滑走路先端から北陸道を見る

 レーダーと思われるポールの上を飛んでいくのですが、その先には北陸自動車道の橋がかかっているのが分かると思います。つまり、北陸道を走っていると、神通川を渡る時に真上を巨大な旅客機が通過していくということがあるということです。「おおっ!すげー!」と思わず脇見をする人が多いようで、脇見による交通事故の被害が出ているようです。「脇見注意」の看板は立っているんですが、実際に大迫力の旅客機を見てしまったら脇見しちゃいます!

 それにしても、「富山空港の滑走路は河川敷」というのは、もっとPRしてもいいんじゃないですかね?本当に珍しい光景だと思いますよ!

 たまには、親鸞会館参詣に飛行機もいいかもしれませんね!

 ではでは。

2008 年 6 月 13 日

何となくイギリスに行った気になれる富岩運河環水公園

カテゴリー: 日記 — camera @ 10:28 AM

さとし@カメラ小僧です。

すみません、今回は(も?)全く気分で記事を書いています。m(_ _)m

最近は、「どうも地味〜なイメージのある富山だけど、本当はステキなんだぜ!」ということで、県内各地をブラブラと撮って歩いているのですが、かなり富山のイメチェンをはかっているスポットがあったので紹介します。それが……、

富岩運河環水公園

……です。

仕事が終わってから行ったので、夜景になってしまいましたが、日暮れ直後くらいに撮ったのがコレ。

天門橋

どうです?素敵すぎません?コレ、富岩運河環水公園のシンボルとも言える天門橋と言います。日中は見たことがないのですが、夜のこの感じ良くないですか?さらに、これに寄って超広角レンズで撮ると、

天門橋

……う〜ん、すごい迫力です。外壁の質感が良いですよね〜。橋の床は木製で、歩くとポクポクといい音がします。夜風に吹かれて散策すると非常に気持ちがいいものです。この感じ、私的にはイギリスっぽくて何ともいい感じなのですが、私のイギリス観って間違ってます?

天門橋の両側には、北塔と南塔という2つの塔が聳えているのですが、最上階まで上ることができます。その北塔に上ってみたので(しかも、エレベーターで!)、その景色をどうぞ。

天門橋の北塔からの景色

夜景って、ある意味、人工的に作り出した風景なんですが、いやぁ、いいものですね。富山にこんなロマンチックなところがあったとは!この北塔と南塔の最上階の間には、携帯電話に代表される無線電話全盛の今には珍しく、有線電話の元祖とも言える赤い糸電話という、こっ恥ずかしいものが設置されています。構造は簡単で、北塔と南塔の間を赤い糸(簡単に切れそう)が渡してあり、その両側に普通の透明なプラスチックのコップが付いているだけのシンプルなもの。電磁波による被害の心配もなさそうですし、有害サイトへも接続できないと思われますし、どれだけ話しても通話料無料という太っ腹な料金プランを設定しているようですので、子供にも安心して利用していただけるのではないでしょうか?まあ、北塔と南塔間だけの直通電話になってしまいますけどね。

しかし、今までも切断のトラブルがあったそうなので、モラルを守って利用しましょう(?)。現に、この高さで赤い糸を張るの大変そうですし……。まあ、是非ともカップルの皆さんには赤い糸を切られても、それにくじけないで、心の糸で結ばれていて欲しいと切に願っております。ハイ。

……で、「実際に使う人あるんだろうか?」と思ったんですが、撮影に行ったらどっかのカップルが語り合っていました。風が強かったためか、赤い糸で風を切る音が「ヒョーヒョー」とコップの中に鳴り響いて「聞こえな〜い!聞こえな〜い!」と地声で言っていましたが、糸電話を使わずに直接叫んだ方が相手には聞こえるようです(あ、すみません)。ちなみに、カップルの隣で男一人で写真を撮っているのは実に空しかったです。

この北塔の下の広場には、時間に応じて噴水が出ます。

噴水

事前に「ピンポーン」という音がしてから徐々に流量が増えていくので、通行している人は避けることができます。これもまた、ロマンチック。風が強いとしぶきが当たるけど……(汗)。

更に、泉と滝の広場というところでは、

滝

こんな滝のカーテンの内側を歩くことができます。このカーテン越しに先ほどの天門橋を見ることができるのですが、これも風の強い時にはモロにしぶきを浴びますのでご注意くださいね。

……とまあ、富山駅北にあるちょっとしたスポットです。散歩コースに是非どうぞ。

ではでは。

2008 年 6 月 12 日

よく見ると「睡蓮」と「蓮」は違いました(汗)

カテゴリー: ちょっと一言 — camera @ 11:38 AM

さとし@カメラ小僧です。

ここのところ天気がいいような悪いような、霞んだような空でスッキリしませんね。それに、まだまだ「暑い」というレベルには達していないように思います。たまにはスッキリとした青空を見たいものです!!

まだ、北陸は梅雨入りしていないようですが、梅雨の季節というということで、こんな天気も仕方がないかもしれないということで、ドンヨリ空の時にはドンヨリ空なりの写真を撮りたいと思いまして、思いつくのが紫陽花(アジサイ)とか花しょうぶとか睡蓮(スイレン)などでしょうか?

この辺は、晴天よりも曇り空の方が光がやわらかくなるので、シットリとして色も濃く出て、雨上がりの時なんかは水滴がついていて「和」を感じます。何でもかんでも晴れの時がいいってもんじゃないですよね。

そんなわけで、あじさい祭り前の射水市にある太閤山ランドに行ってみました。

ここの池の一角には、睡蓮が綺麗に咲いています。

睡蓮

個人的には、これだけのホンモノの睡蓮をまともに見たのは初めてなだけに、池一面を覆う睡蓮に感動しました。でも、ホンモノの蓮をまともに見た記憶のない私は、一瞬、

「これって、蓮?」

……なんて思っていたのでした。

しかし、よ〜っく見てみると、

睡蓮

睡蓮って、花も葉も、水面にプカプカと浮いていますね。

これに対して、蓮は花も葉も水面から茎がスッと伸びた先にあるので、水面には触れていません。

そういえば、仏教では蓮がよく登場します。これは蓮の花が、仏教で教えられる「正しい信心」の特徴を表しているからです。その「正しい信心」とはどんなものかを、蓮の花の5つの特徴が表しています。これを「蓮華の五徳」と言い、

  1. 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
  2. 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
  3. 花果同時の徳(かかどうじのとく)
  4. 一花多果の徳(いっかたかのとく)
  5. 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)

の5つで教えられています。

今回は、蓮と睡蓮の違いが分からないで済みましたが、「正しい信心」と、そうでないものを間違えたら大変なことですね。

正しい教えを聞かせていただいて、信心の沙汰をしてより理解を深めていきたいものです。

ではでは。

2008 年 6 月 11 日

浄土寺のホタル見物が賑やかですが…

カテゴリー: 日記 — camera @ 4:21 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 以前に親鸞会館のすぐそばの浄土寺集落にてゲンジボタルのシーズンが到来と書きましたが、6月3日の北日本新聞の記事でも取り上げられていました。地元最強のローカル紙ということもあって、この日を境に多くの人が見物に訪れています。

浄土寺の農業用水沿いのゲンジボタル

 中には、かわいいお孫さんを連れたおばあちゃんもいらっしゃったりして、小さい子が「おばーちゃん、ホタル!ホタル!」とはしゃいでいるのを見て目を細めているおばあちゃんが印象的でした。少なくなっていく美しい自然を見た思い出をいつまでも、この子たちが環境を守っていくように成長するといいなぁと思います。

浄土寺のホタルのアップ

 ……が、同時に新聞で紹介されたのがきっかけで、マナーを守れない見物者が多かったのにはガッカリしました。マナーを守らないと他の見物者の迷惑になるだけでなく、地域住民への迷惑、そして、ホタルそのものが減ってしまうという被害が出てしまいます。浄土寺のホタル見物の大体のルールはこちらに紹介されていましたが、自分さえ良ければいいという我利我利の考えは良くないですね。車のヘッドライトを照らして集落内に入ってきている人は、先に到着している見物者に相当恨まれていますよっ!

 住民の方は大変な苦労をされてホタルを守っておられます。そのお陰で、ホタルを見せていただけるわけですから、多少不便でも公民館に車を停めて鑑賞させていただきましょうね!

 ではでは。

2008 年 6 月 9 日

【速報】平成20年 親鸞聖人降誕会

カテゴリー: 行事の感想 — auto @ 3:13 PM

こんにちは。やまのはです。

最近はブログ更新ができていませんでしたが、引っ越しもしたことですし、気ままに書き綴っていきたいと思います。

さて、6月7、8日は親鸞会館にて「親鸞聖人降誕会」が行なわれました。

親鸞会 駐車場

浄土真宗での年中行事では報恩講に続く大行事。さすがに2000畳の広さを持つ大講堂も、両日参詣者で一杯になりました。

ご法話の内容は、

超世の悲願ききしより
われらは生死の凡夫かわ
有漏の穢身はかわらねど
こころは浄土にあそぶなり

の親鸞聖人のご和讃について、特に現生十種の利益について詳しく教えて頂きました。

それにしても、恒例の体験発表と弁論大会の内容は、驚きの連続でしたね。

アメリカにて、3000キロ離れた場所へ仏法を伝えに行ったという話は、あまりにスケールが大きすぎてピンとこない方が多かったかもしれませんが、大変なことです。

そのうち、パワーポイントを使って地図などを出しながら発表する人が登場するかもしれませんね。

親鸞会 正本堂

で、最近、親鸞会のグルメレポーターのような感じになっている私ですが、行事恒例の「おとき」がなかなかでした。

和食と洋食を選べるようになっていました。海外旅行の機内食で「ビーフorチキン?」と聞かれたように「洋食or和食?」と聞かれた訳ではありませんが、和食に人気が集まったようですね。

私は若いので洋食弁当でしたが、それがこちら。

降誕会 弁当

無農薬、添加物無しの安心料理。

氷見牛コロッケはスパイスが効いていて絶ウマでしたよ!