2009/08/30

どうすれば孝行できるのか、ずっと悩んできました。

8月2日親鸞会館にて行われた親鸞学徒追悼法要では、親の恩の重きことを教えた
『父母恩重経』について聞かせて頂きました。
その感想を紹介したいと思います。

※親鸞学徒追悼法要についてはコチラをご覧ください。
親鸞学徒追悼法要って何?|法子と朋美の仏教講座|浄土真宗親鸞会
http://www.shinrankai.or.jp/b/noriko-tomomi/01houyou.htm

gr061 l 225x300 どうすれば孝行できるのか、ずっと悩んできました。
今回、親鸞学徒追悼法要にて母と一緒に『父母恩重経』について
聞かせていただき、言葉で表せないほど感動しました。

私は一人っ子で、両親の結婚後9年目にやっとできた子供です。
妊娠中の母は好きでもない煮干しを1日20本も食べていたと聞きました。
おかげで私は生後二ヶ月半で乳歯が生えはじめ、10ヶ月で
歩くという骨の丈夫な子となりました。
私の好きな果物などは「もう食べたから」と、お腹いっぱい
食べさせてくれたり、私の喜びを自分の喜びとしてくれました。

愛情たっぷりの優しい母ですが、子供の頃はやはり恐い印象が
強くありました。
ものすごく怒られ、叩かれ、ベランダに出されました。
ですので母は、当時の私にとって一番嫌いな人であり、一番好きな人だったです。

叱ってくれるということは、何と有難いことなのか
大人になって知らされるようになりました。
母はどれほど苦しい思いをして、愛する娘を叱らなければ
ならなかったことでしょう。
どれだけ悩み、辛い思いをさせたか知れません。

あいさつの大切さ、
人に感謝すること、
謝ること、

これらを小さい頃から教えてくれた母に、感謝と申し訳なさでいっぱいです

どうすれば孝行できるのかとずっと悩んできました。
親に喜んでもらえる娘でいようと、
感謝の気持ちを伝えることを心がけてきました。
しかし、私はまだ本当の親の恩も、孝行の道も私は知らなかったのです。
仏法と縁があってはじめて、本当のご恩と孝行の道を知らされました
そして、

「両親にも、仏法を喜ぶ身になってもらいたい」

そう思うようになりました。
そんな私にとって、今回の『父母恩重経』のお話は本当に嬉しいご縁でした。

 

親鸞会.NET» » 産婦人科研修で知らされた親の大きな恩
http://www.shinrankai.net/2009/08/daion.htm

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