よく見ると「睡蓮」と「蓮」は違いました(汗)
さとし@カメラ小僧です。
ここのところ天気がいいような悪いような、霞んだような空でスッキリしませんね。それに、まだまだ「暑い」というレベルには達していないように思います。たまにはスッキリとした青空を見たいものです!!
まだ、北陸は梅雨入りしていないようですが、梅雨の季節というということで、こんな天気も仕方がないかもしれないということで、ドンヨリ空の時にはドンヨリ空なりの写真を撮りたいと思いまして、思いつくのが紫陽花(アジサイ)とか花しょうぶとか睡蓮(スイレン)などでしょうか?
この辺は、晴天よりも曇り空の方が光がやわらかくなるので、シットリとして色も濃く出て、雨上がりの時なんかは水滴がついていて「和」を感じます。何でもかんでも晴れの時がいいってもんじゃないですよね。
そんなわけで、あじさい祭り前の射水市にある太閤山ランドに行ってみました。
ここの池の一角には、睡蓮が綺麗に咲いています。
個人的には、これだけのホンモノの睡蓮をまともに見たのは初めてなだけに、池一面を覆う睡蓮に感動しました。でも、ホンモノの蓮をまともに見た記憶のない私は、一瞬、
「これって、蓮?」
……なんて思っていたのでした。
しかし、よ〜っく見てみると、
睡蓮って、花も葉も、水面にプカプカと浮いていますね。
これに対して、蓮は花も葉も水面から茎がスッと伸びた先にあるので、水面には触れていません。
そういえば、仏教では蓮がよく登場します。これは蓮の花が、仏教で教えられる「正しい信心」の特徴を表しているからです。その「正しい信心」とはどんなものかを、蓮の花の5つの特徴が表しています。これを「蓮華の五徳」と言い、
- 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
- 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
- 花果同時の徳(かかどうじのとく)
- 一花多果の徳(いっかたかのとく)
- 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)
の5つで教えられています。
今回は、蓮と睡蓮の違いが分からないで済みましたが、「正しい信心」と、そうでないものを間違えたら大変なことですね。
正しい教えを聞かせていただいて、信心の沙汰をしてより理解を深めていきたいものです。
ではでは。