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親鸞会結成50周年大会で参詣者の注目を集めたのは、正本堂2階・総合案内前に飾られた「懸崖菊」。
何百と並ぶ小さな菊の花は、すべて一本の茎から咲いている。
記念に写真を撮る人がひっきりなしに訪れ、「なんてきれいなんだろう、あの人にも見せよう」と知り合いを呼びに行く人もあった。
手掛けた人は、この道40年。
今年初めからご夫婦2人で丹精込めた菊なのだという。
西日本最大の菊花展には毎年出品。昨年は内閣総理大臣賞に輝いた。
ほかにも農林水産大臣賞、文部科学大臣賞を受賞している。
「菊作りの集大成として素晴らしい思い出になりました。阿弥陀仏から頂いたご縁に感謝しています」
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夏の浄土真宗親鸞会は連日、全国各地の大学生で、にぎわっていた。
8月18日からは大阪の学生たちが親鸞会 法輪閣に滞在、蓮華の五徳をテーマに正しい信心を学んだ。
一流シェフの料理や、無農薬・無添加の栄養満点でヘルシーな食事にも恵まれ、
「おいしいものを食べると会話も弾みます」
という声が多い。
浴室では湯舟につかりながら、ロビーでも夜遅くまで仏法談議が続く。
参加した学生は、
「開放的な雰囲気で、のびのび語れます」
「毎月でも泊まりがけで法輪閣を使わせていただきたいですね」
と話していた。
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親鸞学徒追悼法要(8月3日)には、故人を縁に、家族や親戚と参詣した人が多く見られました。
廊下には、追悼された方々のご芳名一覧が張り出され、集まった法友は、故人の名前を目で追いながら、在りし日の法悦を思い、生きている今、果たすことのできる人生の大事業に、一層の聞法精進を誓いました。
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玄関には石灯籠と手水鉢、30畳の和室が参詣者を温かく迎える。
親鸞聖人降誕会の翌日、富山県内の和田さん宅で、海外親鸞会会員に恒例の高森光晴布教局長・勉強会が開催された。
師・法然上人との邂逅に合掌なされる親鸞聖人の真情を、布教局長は『なぜ生きる』を通して解説。
曠劫多生のあいだにも
出離の強縁知らざりき
本師源空いまさずは
このたび空しく過ぎなまし 『高僧和讃』
「苦しみの根元も、それを破る弥陀の誓願のあることも、果てしない遠い過去から知らなんだ。
もし真の仏教の師に会えなかったら、人生の目的も、果たす道も知らぬまま、二度とないチャンスを失い、永遠に苦しんでいたにちがいない。
親鸞、危ないところを法然(源空)上人に救われた」
英語や中国語の同時通訳で聞く法友も、来日して真の知識に出会えた喜びをかみしめた。
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熊本県阿蘇にある、親鸞会会員の山荘で5月の連休に1泊2日の交流会を開きました。
近くの温泉を巡り、夕食は主婦の皆さんが腕を振るわれ、かしわご飯や、だご汁(熊本の郷土料理)、ハンバーグなど、すべて手作り。
そのあとは仏法に遇えた法悦を語り合いました。
「寝食をともに、法を語れる集いが、他のどんな集まりよりも楽しいです。毎年恒例の行事になったらいいですね」
と喜ばれています。
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北陸の大学生らが、富山県の小矢部市総合会館にて、「夢フェスタ50」を開催。
高森光晴布教局長の講演、体験発表、ビデオ上映など盛りだくさんな内容に、満席の大ホールは熱気に満ちた。
特別企画の本会黎明期を学ぶコーナーは好評で、滋賀県の親鸞会会員を招き、今から約40年前、旧滋賀会館が建立されたころの思い出などが語られた。
「行事の運営やパンフレット作成などを学生主体で行い、より皆と心が通い合いました」。
参加者は寒空の下、ほおを紅潮させながら語った。
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大阪で2月10日、高森光晴講師の勉強会が開かれ、枚方市市民会館の大ホールがいっぱいとなりました。
人命は地球より重いといわれながら、なぜ自殺者は絶えないのか。便利で豊かになっても幸せになれぬのは苦しみの根元を知らないからだと、親鸞聖人のお言葉を通して講演。
チラシなどの案内で100名以上が初めて訪れ、
「苦しいことの多い人生ですが、なぜ生きなきゃいけないのか、最も大事なことを、分かりやすく教えていただきました」
「続けて参加したい」
との声が多く聞かれました。
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ご法話のあった2月3日、親鸞会の黎明期を知る会員と若者たちとの麗しい交流が、同朋の里で見られました。
高森顕徹先生から親鸞聖人の教えを聞き始めて50年になる富山県の小川さんを、大学生のグループが招待。大広間で、100人を超える学生たちが、小川さんの語る本会が発足した当時の話に身をのり出すようにして聞き入りました。
「落ち着いた雰囲気がよかったせいか、人生の大先輩と自然に交流できてうれしかった。こんな機会がもっと欲しい」
と参加した学生は語ります。
「昭和30年代、高森顕徹先生をご招待して家庭法話を開いておりました。座談会では毎回のように『連れが大事、教えが大事』とおっしゃいましたよ。求道の悩みや教学の質問に、いつも丁寧にお答えくださったのです」。
小川さんの話に、学生たちも楽しそうでした。
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1年前に足を骨折した79歳のUさん。孫の初ボーナスで飛行機のチケットをプレゼントしてもらい、親鸞会館へ参詣。
つえを頼りにゆっくりゆっくり歩いて来られていましたが、満堂の親鸞学徒の活気に包まれるうちに身も心も元気になり、帰りは足がスイスイ進み、つえなしでも歩けるようになったのです。
「孫と一緒に仏法聞いて、パワーをもらいました。つえが要らなくなりました」と、終始ニコニコ顔でした。
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平成19年12月2日(日)親鸞会館で、高森顕徹先生のご法話が開かれました。
演題は『なぜ生きる』について。
「生死の苦海ほとりなし
久しく沈める 我らをば
弥陀弘誓の船のみぞ
乗せて必ず 渡しける」 (親鸞聖人)
苦しみの波の果てない海に、永らくさまよい続けてきた私たちを、阿弥陀仏の本願の船だけが必ず乗せて渡してくだされると、親鸞聖人は仰せです。
参詣者の中に、今年で百三歳になる方も。杖も押し車も使わず、玄関から大講堂までスタスタと歩く。この日も一日、正座で聴聞。モットーは、 “かんしゃくの くの字を捨てて ただかんしゃ”。「元気に生かされているのは、親鸞聖人のみ教えのおかげです」と、かくしゃくと話していました。