文部科学省が、昨日(H28.10.27)発表した「児童生徒の問題行動調査結果」では、
小学校での暴力発生件数が過去最多でした。
言葉によるいじめは6割を超えています。
言葉で殺す暴力を仏教では「語殺」と戒められています。
「喜びには、ありがとうの気持ちがかくれています」
右の書は、愛知県の親鸞会会員の手によるもの。
現在、法輪閣1階ロビーに飾られています。
※「喜」の一字が「ありがとう」という5文字で作られています。
「どんな喜びにも、そのもとには支えてくださった方への感謝が込められています。親鸞学徒なら、親鸞会館に参詣して聞法させていただける喜び、それは阿弥陀仏、善知識(本当の仏教を伝える先生)のお導きあればこそですから、常に感謝の心が大切だと思うのです」
アメリカの大学研究生Sさんは、「親鸞会館で高森先生のお話を聞かせていただいている時、腹底から『探し求めていた仏教の先生にやっとお会いできた』という思いが噴き上がり、鳥肌が立つのを感じた。親鸞聖人のみ教えはすごいですね。人生で、こんなにも幸せを感じたことはなかった」と語りました。
帰りの飛行機で、隣に座った人にも富山で仏法を聞いた感動を伝えていました。
アメリカに戻ってからも、「一緒に勤行をしたい」と、続けて仏縁を求めています。
韓国の金さんは、祖母に誘われて、親鸞会館に初めて参詣した。
金さんは1年ほど前から、韓国にて親鸞会の仏教勉強会に足を運んでいる。
「祖母が親鸞学徒になってから、とても明るくなったんです。どんな教えか聞いてみたいと思いました。続けて聞くうちに、自分の心に目が向くようになりました」
親鸞会結成50周年大会の2日間、「恩徳讃」のご説法を聞いたあとは、韓国から参詣した法友と一緒に同朋の里に宿泊。
仏法談議が盛り上がり、消灯後、布団の中でも続いたという。
金さんは、
「今まで人に何かしてもらっても当たり前のように思っていました。でも今は、布施の尊さ、有り難さを教えていただき、与える喜びを感じています。縁ある人に仏法を伝えていきたい」
と満面の笑みで語った。
「娘3人と参詣でき、こんなうれしいことはありません」
と台湾のGさんはほほえんでいます。
10年前から病を患っていましたが、聴聞すると、いつも元気になって帰ってくるため、家族は聞法を応援するようになりました。
今年の降誕会は体調が優れず、やむなく参詣をあきらめました。涙を流して悔しがるGさんを見て、娘たちはこう約束したのです。
「親鸞会結成50周年は私たちが同行して、お母さんを必ず親鸞会館へ連れていってあげるからね」
約束どおり2000畳の正本堂に同行した3女は、
「仏法がこんな尊い教えだなんて知らなかった!」と驚き、
「ぜひ親鸞学徒にならせていただきたい」と帰りに申し出ました。
娘がまた1人、学徒になったことに、Gさんは大喜びです。