声に出して読めば、気持ちは一つに

[25 8 月 2008 | No Comment | ]

「親鸞学徒追悼法要で、亡くなった方を縁に、自分が仏法を聞かせていただかんとね」
 富山県内の藤井さん宅を訪ね、『顕正新聞』にあった追悼法要の意義について声に出して読みました。
 すると、いつもは体の都合でご縁のない藤井さんが「そやそや」とうなずき、奥さんの追悼を申し出られ、笑顔で参詣されました。
 一緒に『顕正新聞』を拝読すると、気持ちが一つになるようで本当にいいことだと喜んでいます。

東海北陸道で一気に親鸞会館へ

[21 8 月 2008 | No Comment | ]

 岐阜県郡上市から20名の法友が、初めて親鸞会館へ参詣しました。
 地元の勉強会はチラシで盛況なのですが、一人一人にもっと詳しく親鸞聖人の教えを伝えることができないか考えた末、終了後に30分、必ず仏法の語り合いをするようにしました。
 やがて、親鸞会館ご法話へ行こうと参加者の心が一つになり、その中の一人が「それならバスを借りて、私が運転しましょう」と名乗り出られたのです。
 補助席まで満員で東海北陸道を駆け抜けました。

亡き法友に誓う 〜親鸞学徒追悼法要〜

[16 8 月 2008 | No Comment | ]

 親鸞学徒追悼法要(8月3日)には、故人を縁に、家族や親戚と参詣した人が多く見られました。
 廊下には、追悼された方々のご芳名一覧が張り出され、集まった法友は、故人の名前を目で追いながら、在りし日の法悦を思い、生きている今、果たすことのできる人生の大事業に、一層の聞法精進を誓いました。

タクシーで、自然と仏法の話に

[11 8 月 2008 | No Comment | ]

 昨年、小学校の教員を退職されたKさんは、「仏法のためにもっと頑張りたい」と、最近、再就職し、タクシーの運転手になられました。
 お客さんを乗せて走る時、自然と仏法の話になるそうです。
 仏教に関心のある人、親鸞聖人のお名前を出すと喜ばれる方が多く、「毎日の出会いが楽しみ」と言われます。
 縁のある人には仏教の小冊子を渡し、「仏法の橋渡しに」と念じられます。
 先日は、「親鸞聖人の教えを聞きたい。ぜひ、家に来て話してください」と住所と連絡先を教えてもらったとのこと。
 定年後、ますます元気に光に向かっています。

生まれたことを喜ばずにおれない

[5 8 月 2008 | No Comment | ]

 生まれ難い人間に生を受けた目的、「人間に生まれてきてよかった!」という生命の歓喜を得ることを教えていただきました。
 法話から帰宅後、その内容を振り返り、母方の祖父母が頭に浮かびました。
 二人とも私の生まれる前に亡くなったため遺影しか知らず、今まであまり感謝の気持ちを持っていませんでした。
 しかし、今の自分があるのは、両親とその両親を生み育ててくれた祖父母あればこそです。
 そう思うと、何だか無性に感謝の念がわいてきました。
 かなわぬことですが、「母を生んでくれてありがとう」と、亡き祖父母にお礼を言いたくなりました。
 せめてと思い、母にそのことを伝えると、「あなたが幸せだから、そういう気持ちが起きたのでしょうね」とうれしそうでした。
 仏法に遇ったら、人間に生まれたことを喜ばずにおれなくなります。
 自殺を考えている人全員に伝えたいと、心底思いました。