光に向かう青年達2|親鸞会

競争に勝てば幸せか

雑踏の写真|親鸞会 公式 特集

親鸞会で仏法に出会ってから、10年になります。

現在、自動車部品の設計の仕事をしています。最近は特に厳しい目標が掲げられています。
利益を出し、赤字にしないためには、日本で製造をしていたのでは採算が合わず、どうしても中国、タイといった海外で製造せざるを得ません。

しかし、コミュニケーションの問題と、日本の常識が通用しないことから、トラブルが絶えません。さらに、技術はますます進んでいきますので、進歩についていけるように、他の会社の商品を徹底的に調べて」、相手との競争にまけないようにします。

そのため、休日出勤や海外出張をしてまで、より高性能、低コストの商品を求めていきます。たとえ、競争相手に一時、勝ったとしても、すぐに追いつかれてしまうので、常に相手を意識して、より向上した商品を設計しなければなりません。

目標が年を追う事に厳しくなっており、どんな無理な目標でも、会社が生き残っていくためには達成しなければならない。苦労をしても、一体どこまで進めばいいのか。どこがゴールなのか分からずに、絶望的な気持ちになりました。
競争相手に負けないように必死にやっていますが、たとえ、勝ったとしてもお互いにボロボロになっています。

資本主義は確かに豊かな生活をもたらしましたが、人間を否応なしに激しい競争の中へ巻き込んでいます。最近は特に、世の中の流れが速くなり、それが豊かさの象徴のように思われていますが、現実はみんな流れに乗るために必死で、相当疲れているようです。

もし、仏法にであっていなければ、終わりのない競争で疲れ果てる一生で終わっていました。本当は絶望の道なのに、それに気づかずに巻き込まれて盲信していたでしょう。仏法を聞かせていただかなければ、本当の幸せになる道はないということを、社会の現実を見る中で強く知らされます。

同じことを感じている人は多くあると思います。
それらの人と、ともに親鸞会で真実の仏法を知り、幸せになれるように頑張ります。

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