大の仏教嫌いが親鸞学徒に
1 6 月 2008
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大の仏教嫌いだったという84歳のHさんが、「親鸞会が好きになった。こんな神聖で厳粛な所は、ほかにない」と4月、親鸞学徒に生まれ変わった。
「一人の先生に固執するのはよくない」
「親鸞会の者には絶対、うちの敷居をまたがせないぞ」
とHさんは、息子夫婦の聞法を反対していた。
仏教とは何か、死んだらどうなるか、嫁のTさんが話をしても、いつも平行線。
「ワシは盆栽じゃない。嫁の言うとおりにはならんからな」とピシャリ。
転機は6年前。息子が病に倒れ、帰らぬ人となった。
深く無常を知らされて、Tさんは一層聞法に励み、朝晩欠かさず勤行するようになる。
嫁のその姿にHさんは、次第に心動かされていった。
そして昨年の報恩講で初めて親鸞会館に参詣した。
「反対しておったワシが何で来とるんやろ。自分でも分からん」と、大きな会館、参詣者の真剣な聞法姿勢、若者の多さに驚き、続けて聞き求めるようになった。
「親鸞聖人のみ教えは、聞かせていただくほど伝えずにおれなくなる。気持ちはまだ50代。友達をどんどん誘いますよ」
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