「浄土真宗の本山はここだ」
24 12 月 2007
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「今回、初めて父が参詣しました。大病を患いながらも、真剣に聴聞していました。
それまでは「わしは寺で聞いているから、教えのことはよく分かっている」と、私の言うことなど耳を貸そうともしませんでしたが、病気の心細さもあったのか、「大きな建物というし、そこまで勧めるなら一度だけ」と、今回初めて二千畳に足を運んだのです。
玄関に入るやウーンとうなり、二千畳を目の当たりにするや「これはすごい」と、合掌しておりました。
さらに高森顕徹先生のご説法に感動し、昼休みには、「何と丁寧に分かりやすく、心にしみるお話をされるのか。寺では聞いたことがない。ここが浄土真宗の本山だ」と、あの頑固な父がニッコリ笑い、満足そうにうなずいたのです。
私が聞法を始めて以来、ずっと快く思っていなかった父が、ようやく「頑張れ」と私を押し出してくれたのです。これまでの月日を思うと、ただ感無量でした」
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