2008年03月31日
旬のホタルイカが美味!
さとし@カメラ小僧です。
3月も今日で終わりで、明日からは新学期です。近所の家電量販店では新大学生が下宿生活に向けて冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器なんかを購入しています。う〜ん、あの頃が懐かしい!入学式までに自炊の特訓でしょうか?
さて、太平洋側では桜が満開との報道を聞いていますが、富山はまだつぼみです。春はまだ遠いですね。春の風物詩としてソメイヨシノは、フォトグラファーの間では定番の被写体ですから是非とも美しく収めたいもの。気合いを入れています!その前に、富山ならではの春の風物詩がホタルイカですよね!
富山湾の海の幸は寒ブリをはじめとして全国的にも有名ですが、ホタルイカも有名です。ホタルイカ観光と言えば、滑川市と言われますが、親鸞会館のある射水市も負けじと頑張っています。
実は、ホタルイカ観光は滑川は4月にならないと始まりませんが、射水市新湊は3月20日から始まりました。それなのに知名度で滑川に劣ってしまうのは、新湊はまだ観光を開始して今年で3年目という若輩者だからです。もっと知られてもいいかもしれませんね。ホタルイカ漁そのものの規模は滑川と同等で、むしろ、3月にならないと網をしかけない滑川と比べると年中仕掛けられている射水市新湊の方が、ホタルイカが採れるのが早いくらいです。小さい物なら正月からでも食べられるのだそうです。
そのホタルイカ観光は、「株式会社 新湊観光船」がやっています。予約が必要ですので、ご希望の方はお忘れなく!ただ、毎日運航されるのではなく、海の状態が悪かったり、ある一定の人数が集まらないと赤字経営になってしまうので、そういう場合は中止となり、希望どおりには運航されません。週末は、ほぼ確実に運航されるようですね。
ホタルイカ漁は、人間の都合よりもホタルイカの都合に合わせなければならないので、早朝3時までに海王丸パーク駐車場にある事務所に集合。3時半までに定置網で作業している漁師から連絡が入るので、連絡があり次第出航します。非常に眠い!

万葉丸という小型の観光船に乗って2キロ沖の定置網まで20分ほど書けて到着。既に、2隻の漁船が網を挟んで引き上げていました。観光客は片方の漁船に乗り移って、目前で繰り広げられる壮絶な漁を見物します。時々、青く光るホタルイカの光が幻想的です。段々と2隻の漁船の間隔が狭まってきて、網の中のホタルイカの密集度が高くなってきます。最後に、巨大なタモで掬い上げて漁は終了。いやぁ、富山湾上でのリアルな漁は感動モノでしたね!

私も含めて数名が船酔いしてしまいましたが、陸に戻ればそれもどこへやら、最初に集合した事務所で今獲ってきたばかりのキトキトのホタルイカを豪快にボイルします!

醤油も塩も調味料は全く入れません。お湯にホタルイカを入れてゆでるだけ!沸騰してきたら暫くゆでます。

実は、この獲れたてのホタルイカをそのままボイルして食べるのが一番おいしいそうです。そんなわけで、暖かくプリプリのホタルイカを爪楊枝で食べてみたのですが……、味付け全くしていないのに味が濃くて絶品!これはここでしか食べられません!ほんのり、潮の味がしてホタルイカの濃厚な味を一層引き立てます。何とまあ贅沢ですね!

ここで食べた後、日曜日でもホタルイカのセリだけはやっているということで、海王丸パークのすぐそばにある新湊漁協の市場に向かった。既に、漁を終えた漁船が数隻停泊していて、ホタルイカを中心に仕分けしている。実に素晴らしいフォトジェニックだった。
何でも、ホタルイカだけは、定置網にかかると死んでしまい、売り物にならなくなってしまう。だから、他の魚の漁が休みであってもホタルイカの定置網だけは上げにいかねばならず、日曜日でもホタルイカのセリだけは行われるらしい。通常は市場の屋内で行われるのが、日曜日のこのセリは桟橋の上で行われる。
これは産地ならではの光景。キトキトのホタルイカを皆さんも是非どうぞ!



