2007年05月30日
仏縁ある親子は、ただの親子では無い
私の知っている親娘で、高森顕徹先生のお話を競うように聞き求めている方があります。
正確に言うと、「ありました」ですね。
娘さんが、病気で、急逝してしまわれたんです。
何度か、入院されている病室にも足を運ばせていただきましたが、病の娘さんも必死なら、
看病するお母さんも必死でした。
残された命で何をしなければならないのか、ハッキリしておられましたから。
「人生の目的」とは、こういうものだよ、と、眼前で説法して下さっているようでした。
亡くなられるまでの数週間は、本当に幸せなものでした。
為すべきことを為し終えた娘さんを前にして、しばしお別れの哀しさも勿論あったでしょうが、
最高の子育てをされた満足感もあり、本当に、娘さんを「送り出す」というお姿でした。
「火宅無常の世界は、よろずのことみなもって、そらごと、たわごと、まことあることなきに、
ただ念仏のみぞまことにておわします」
ああ、本当にその通りですね。
お二人は「ただの親娘」では無い、深い深い仏縁で結ばれておられます。
- by ssuka
- at 21:34