さとし@カメラ小僧です。
12月1日の記事で、射水市野手にある石畑池にオオハクチョウがやってきたと書きました。親鸞会の同朋の里からも車で3分ほどの位置にある池なので、親鸞学徒も信心の沙汰の後に見に行かれる方がおられるようです。
ところが、記事を書いてから1週間後に行ってみたところ、オオハクチョウが1羽もいなくなっていました。ドサクサに紛れてエサを貰っていたカモの姿すら見られない有り様でした。丁度、その頃に狩猟の解禁があり、周囲の山野で発砲の音が聞こえたりしたとかで、ビックリしたオオハクチョウが逃げてしまったと世話をされている方が言われていました。しかし、暫くすると戻ってきていたようなんですけどね。
「暫くしたら戻って来るだろう……」と思っていたんですが、どうも様子がおかしい。ローカルラジオのFMいみずで「ミュージック★ナイト(金曜日)」のパーソナリティーを務められている青井谷在住のシンセサイザー奏者・滝沢卓さんが、ある日の放送でちょうど、この石畑池のオオハクチョウについてトークされていました。その話によると、ここ1〜2週間、オオハクチョウがどっかに行ってしまった。近所の話では、田尻池などに行ってしまったかもしれない……とのこと。やっぱり、いなくなっていたんだと残念に思ったところ、滝沢さん曰く「……が、最近またオオハクチョウが戻ってきたようです」とのこと。
それで、年末に行ってみました。
あっ!戻ってきている!ドサクサに紛れてカモもワンサカいましたよ!しかも、オオハクチョウが20羽以上はいます。これは氷見の十二町潟水郷公園とほぼ同規模ですね。以前の記事の時よりも多かったので一安心。寝ている白鳥もあり、ひたすら餌を食べている白鳥もあり、親に追いかけられている若鳥もありで、いつもの光景が見られました。世話人の方が蒔かれるクズ米も、がっついていましたね。
田尻池や十二町潟水郷公園よりも周囲の自然が豊かということもあって、白鳥の撮影にはもってこいなので、射水市内は勿論、遠方からも写真愛好家の方がやってきてレンズを向けていました。
そのうち、急に騒がしくなったかと思ったら、
大人のオオハクチョウが水面を蹴り、羽をバタバタさせて飛行訓練をしていました。実際は、ちょっと浮いたかと思うと、着水しちゃうんですけどね。運動不足解消のためにやっているんでしょうか?寝てばかりいたら、シベリアに帰れませんからね。
この大人のオオハクチョウと一緒に、羽がまだ灰色の若いオオハクチョウもバサバサとやっていました。
まだ、慣れないながらも大人たちに混じってシベリアから飛んできた若鳥です。春に再び飛翔せんと頑張って羽ばたいている姿に感動です。
親鸞学徒も昨年の親鸞会結成50周年にて、更なる飛翔と50の船出を誓いました。親鸞学徒の本道を外れず、光に向かって進ませていただきたいと思います。
石畑池は、ちょっと分かりにくいですが、こちらに詳しいルートが紹介されていますので、ご覧くださいね。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
昨日は、平成21年になって最初のご法話が親鸞会館にて行われました。
今回は、高森顕徹先生より正信偈の「摂取心光常照護」についてお聞かせいただきました。
ご法話終了後には、同朋の里に移動して、今年最初の聞法ドメインでの信心の沙汰でした。
さっそく、最新のD館を利用される方もあり、いくつかの小さなグループになって、聞かせていただいたことを復習したり、ホワイトボードを使って、実際にどのように解説なされたかということを自分が話してみたりと、様々なやり方でやっていました。
これは、大人だけの話ではありません。
ご法話の昼休みには、中高生の親鸞学徒が、交流会を兼ねて勉強会をしていました。自分たちが中高生の頃って何をしていたんだろう……と振り返ってみると「まだ冬休みだし……」ということでゴロゴロしていた気がします。そう思うと、小さい頃から親鸞会とご縁があり、人生の目的達成に向けて勉強しているのは、尊いし恵まれているなぁ……と思いました。
今もなお続いている世界的な大不況ですが、「年越し派遣村」というものができて、派遣切りで住まいを失った労働者たちが、そこで年越しを迎えたそうです。それでも、全員は収容できなかったそうですね。日本は経済大国と言われましたが、高度経済成長期と言われた頃からは想像もできなかった事態です。
親鸞聖人は、大飢饉で多くの餓死者や病人が出ているのをご覧になられて、善導大師の、
「自信教人信 難中転更難 大悲伝普化 真成報仏恩」
のお言葉に従われ、阿弥陀仏の本願徹底のため、布教に出られたそうです。
このような時代だからこそ、私も親鸞学徒の1人として「どんなに苦しくても、なぜ死んではいけないのか」という、親鸞聖人が教えられた「人生の目的」を1人でも多くの方にお伝えできるよう、今年も精進したいと思います。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
親鸞会結成50周年だった平成20年もアッという間に過ぎ去り、早くも平成21年になってしまいました。私の実感としては、ついこの間、昭和が終わって平成になったと思ったのに、あの頃、生まれた子供たちも今や大学生……。いやはや、時の経つのは早いものです。しかも、年々、加速度を増しているようで厄介ですね。早くなるのは新幹線とネット接続だけで十分なんですが……。
門松や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
と、トンチで有名な一休さんが詠んだと言われますが、人生の目的を知らなければ、正月は嫌な死への一里塚に過ぎません。「めでたい」と言える人生となるよう、今年も頑張っていきましょう!
さて、親鸞会の機関誌である『顕正新聞』1月1日号は、皆さん読まれましたか?
0時の時報と共に開封させていただきましたが、1面を見て、まずビックリ!
……やたら、かわいいですね。同朋の里のジオラマが表紙を飾っています。しかも、もうF館が建っている!そう、今年はF館建立の年です!ここで、改めて「聞法ドメイン」の意義を確認させていただかなければなりませんね。2面には、聞法ドメインの意義が書かれています。
親鸞聖人のみ教えを聞き、学び、語り合って、ともに人生の目的(人界受生の本懐)を果たすための場所が、聞法ドメインです。
蓮如上人も御文章の至るところに「信心の沙汰をせよ」とご教示なさっています。
一、仏法の由来を障子、垣越に聴聞して、内心に「さぞ」とたとひ領解すといふとも、重ねて人にその趣をよくよく相尋ねて、信心の方をば治定すべし。そのまま我が心に任せば必ず必ず誤りなるべし。(御文章4帖目第7通「六箇条」より)
一、信心決定の人も、細々に同行に会合の時は、相互に信心の沙汰あらば、是れ即ち真宗繁昌の根元なり。(御文章4帖目第8通「八箇条」より)
立て続けに「信心の沙汰」の大切さを説かれています。是非、その通りに実践させていただきたいものです。
続けて、高森顕徹先生の年頭所感が見開きで掲載されていました。
「親鸞聖人の人類愛」と題されての年頭所感です。早速、今年最初の勤行の後に仏前にて拝読させていただきました。
親鸞聖人は差別あるままで万人が、平等一味になれる世界があることを喝破されました。まさしく「万人希求の世界」です。その世界に出させていただくまで、親鸞学徒の本道を踏み外すことなく、光に向かってすすませていただきたいですね!
P.S.元旦の射水市の天気は、「雪」……となっていますが、外を見ても雪が全然積もっていません。ちょっと降ってもすぐ融けてしまう状態です。それでも、親鸞会館にお参りの際は、くれぐれも気をつけてお越しくださいね!
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
週間天気予報では、年末年始は雪マーク!
こりゃあ、ドカ雪かなぁと思って気合いを入れて臨んだ大晦日。先ほど、親鸞会館へ足を運んでみました。
射水丘陵の高い所にあるとは言っても、ご覧の通り、全然雪がありません。空は、ドンヨリとした雲で覆われているんですが……。凍るほど寒くもないし、なかなか過ごしやすい大晦日を迎えております。
では、皆さん、体調管理はシッカリと……!
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さとし@カメラ小僧です。
先日の日曜日には、同朋の里にて富山市や射水市の親鸞学徒が集まって、各地区ごとの勉強会のあと、交流会が行われました。今年できたばかりのD館の中央のホールに集まり、会食からスタート。
親鸞会の結成50周年の年であった今年を振り返り、様々な話で盛り上がった後、今年、親鸞学徒になられた方の紹介もあり、来年は共に更なる飛翔を!と誓わずにおれませんでした。
今年の漢字は「変」でしたね。
親鸞聖人の教えは変えてはなりませんが、自分自身もっと変わって光に向かって進ませていただきたいものです。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
天気予報を見ると、富山県は今日から荒れ模様。明日の天気は、雪となっております。屋外を見ると、まだ昼間だというのに厚く灰色の雲が空を覆って、まるで夜の暗さです。挙げ句の果てには、雷鳴も聞こえてきて、まさしく富山県の冬!
こちらのサイトによれば、冬の雷は、日本の北陸地方を除けばノルウェー大西洋沿岸にみられる、世界的にも珍しい気象現象だとか……。そうは言っても、冬の「激雷地区」というだけあって、落雷などの被害には、十分気をつけなければなりませんね。
ただ、こういう荒れ模様の富山の天気は、私たちに被害を及ぼすだけではありません。荒れ模様の天気は「おいしい」んです。
そう、富山の味覚と言ったら、やっぱり氷見のブリですよね!
この時期の雷は「ブリおこし」と言われて、冬のブリ漁の始まる合図でもあります。寒ブリと言ったら、やっぱり氷見ですよねっ!
そんなわけで、キトキトの寒ブリを見たいと氷見漁港へと行ってきました。
朝のセリに間に合うように、まだ暗い朝の5時には漁船が続々と漁港に到着して、獲れた魚介類を下ろします。そして、手際よく種類ごとに分類されていきます。周囲には、おこぼれを狙っている海鳥がわんさかと飛んでいました。それにしても、皆さん、何時に漁に出られるんでしょうかね?
そして、お目当てのブリはどこかしら……と探してみると、漁港に隣接した魚市場の半分ほどのスペースに到着したばかりの何本ものブリが並べ始められていました。
ピカピカに光ってプリプリとしたキトキトのブリが足の踏み場もないほど並べられています。中にはガンドブリも見られますね。片っ端から目方を量ってビニルシートの上に綺麗に並べられていきました。他の魚介類のセリが終わった頃に、セリ人について仲買人たちがゾロゾロとやってきます。いよいよ、寒ブリのセリの開始です。
やっぱり、氷見ブランドとなると高値が付くのか、皆さん、ド真剣です。まさに戦場。それにしても、どこの魚市場に行っても思うのですが、セリ人が早口で言っていること、全く分かりません。でも、仲買人たちは目の前のブリを見つめながら、セリ人の言うことに耳を傾けつつ合図をしたりしていました。もう、何が何だか……という感じですが、業界用語中の業界用語なんでしょうね。もの凄いペースでブリがセリ落とされていきます。
8時も過ぎる頃になると、大体のセリも終わって、仲買人たちも、セリ落としたブリを、それぞれのトラックなどに積み込んで帰っていきます。
中には、もう現地で発送用に箱詰めしている業者もおられました。大きなブリをおばちゃんがどんどんと箱詰めしていくのに驚きました。やっぱり港町の男も女も強いですね。大したものです。
先日も、親鸞会館での会食でブリを頂きましたが、やっぱりブリは美味しいですね。私も富山に来て、ブリの刺し身を食べたような気がしますが、マグロとは違って、歯ごたえも何とも言えません。お刺身でも、ブリ大根でも絶品な氷見の寒ブリ。これからが旬ですよっ!皆さんも、ぜひどうぞ!
ではでは!
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さとし@カメラ小僧です。
昨日は今年最後の親鸞会館でのご法話でした……が、前日の雪で辺りは真っ白!そんな中、全国各地から親鸞学徒が参詣されました。「雨風雪はもののかずかは」です!
今回は正信偈の「摂取心光常照護」の“摂取心光”について、高森先生のご説法がありました。お釈迦さまの「長者窮子の譬え」を通して阿弥陀仏が全ての人を救う為に、善巧方便をされていることを聞かせていただきました。う〜ん、私たちが親鸞聖人の教えを聞かせていただいているということは、大変なご苦労があったのですね!
そして、昼休みには、空を覆っていた雲もどこへやら。
真っ青な空の下、子供たちは正面広場に飛び出して大はしゃぎ。特に太平洋側から参詣した子供たちは雪が珍しいのか、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、思い思いに雪を堪能していました。雪合戦に引っ張り込まれた親御さんも雪まみれになって少々大変そうでした……。富山の雪って湿っぽいので、すぐにグチャグチャになっちゃうんですよね〜。
ご法話が終わる頃には、かなり雪も融け、歩きやすくなっていました。
天気の良い日は、放射冷却で一気に冷え込むので、曇っている時以上に凍結します。日中融けた雪がツルツルに凍ってアイスバーンとなりますので、皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね!
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
暫く更新が滞っていましたが、気がつけば12月ですね。師走ですっ!
先月くらいから同朋の里から車で3分ほどの所にある石畑池に冬の使者であるオオハクチョウがやってきました。この時期の風物詩ですね。
富山の白鳥の飛来地と言えば、富山市の田尻池とか氷見市の十二町潟水郷公園が有名ですが、この石畑池も徐々に知名度を上げています。周囲が自然に囲まれて家屋などが写りにくいということで、写真撮影にはもってこいのようで、県外からも写真愛好家がやってくるくらいの穴場になっています。
何はともあれ、最近は鳥インフルエンザがやかましく言われていますが、無事に飛んで来れて良かった良かった。皆さんもちょっと足を伸ばして優雅な白鳥の姿をご覧くださいね!
それにしても、12月に入って平成21年も目前ですが、ついこの間、元号が平成になったってテレビでやっていたような気がしますが、あれから20年以上も経ったんですね。そして、ついこの間、2000年問題とやらでテンヤワンヤしていたかと思ったけど、あれから、9年が経とうとしているんですね。昔に比べて時が経つのが早いです。ああ、歳をとりたくない……。
今一度、はかない人生、なぜ生きるのか見つめ直してみたいものです。
ではでは。
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さとし@カメラ小僧です。
親鸞会結成50周年も終わり、世界各国から参詣された親鸞学徒も帰国の途につかれました。初めて二千畳に参詣された方もあり、また、拡大する聞法ドメイン初体験の方も多くおられましたね。
日本から一番遠いブラジルの親鸞学徒は、丁度、地球の反対側から飛行機で30時間以上かけてやってこられました。ブラジルは南半球なので、これからが夏!そんな中の参詣なので、これから冬に向かう富山の秋は寒いと言いつつも感動されていたのが、日本の紅葉でした。どうも、ブラジルでは紅葉というのがないようで、珍しいと写真を撮られる方も多かったですね。
今はちょうど、同朋の里A館の裏にある銀杏並木が美しいですね。
昨日は、雲一つない快晴で、真っ青な空に金色に輝く銀杏が何とも言えずGood!良いですね、銀杏!
天気が良いということは、夜は放射冷却で冷えるということ。そうなると、この時期、有名なのが富山湾の気嵐(けあらし)という現象ですね。海水の温度が高いのに、大気の温度が低いと海面から湯気のようなものがユラユラと立って見える現象です。
富山県と言えば、この景色と代表されるのが、雨晴海岸から望む立山連峰ですが、この気嵐の立ち上る時もシャッターチャンスです。立山から昇る朝日と女岩周辺で立ち上る気嵐……定番ですが、幻想的です。私も、今朝4:30に起きて撮影しに行ってきました。家を出た頃は真っ暗でオリオン座もハッキリ見えるくらいだったのですが、到着すると白々と夜が開けてきました。既に多くのカメラマンが陣取っていて雨晴海岸の人気を語っています。
日の出は6:27とネットで調べてきましたが、実際に立山の稜線から日が出るのは10分ほど遅れてでしょうか?稜線からチラッと太陽の閃光が見えると、周囲で談笑していたカメラマンたちも一斉にシャッターを切り始めました。
う〜ん、気嵐が輝いていますね!人生初の富山湾の気嵐でしたが、感動モノでしたね。もっと寒くなれば、もっと高さのある気嵐になるんでしょうか?
もうちょっと、寄って撮ったのがコレです。
金色に輝く気嵐。最高でした。早起きは三文の得と言われますが、いいものを見せていただきました。
皆さんも是非どうぞ!!
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さとし@カメラ小僧です。
前回から親鸞会結成50周年のレポートをしています。2日目は日曜日に終わったのですが、ちょっとレポートが遅れてしまいました。
2日目は、高森先生のご講演、そして、感動的な弁論大会でした。
記念すべき50周年弁論大会の優勝者は、結成35周年の弁論大会で優勝された方で、35周年の弁論の続編の内容でした。五体満足で聞法できるってありがたいことと思いました。
この50周年は、まさしく船出です。更なる飛翔を誓って光に向かって進ませていただきたいですね。
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