2009 年 1 月 1 日

平成21年最初の顕正新聞

カテゴリー: ちょっと一言, 日記 — camera @ 4:44 PM

 さとし@カメラ小僧です。

 親鸞会結成50周年だった平成20年もアッという間に過ぎ去り、早くも平成21年になってしまいました。私の実感としては、ついこの間、昭和が終わって平成になったと思ったのに、あの頃、生まれた子供たちも今や大学生……。いやはや、時の経つのは早いものです。しかも、年々、加速度を増しているようで厄介ですね。早くなるのは新幹線とネット接続だけで十分なんですが……。

門松や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし

 と、トンチで有名な一休さんが詠んだと言われますが、人生の目的を知らなければ、正月は嫌な死への一里塚に過ぎません。「めでたい」と言える人生となるよう、今年も頑張っていきましょう!

 さて、親鸞会の機関誌である『顕正新聞』1月1日号は、皆さん読まれましたか?

顕正新聞の平成21年元旦号

 0時の時報と共に開封させていただきましたが、1面を見て、まずビックリ!

 ……やたら、かわいいですね。同朋の里のジオラマが表紙を飾っています。しかも、もうF館が建っている!そう、今年はF館建立の年です!ここで、改めて「聞法ドメイン」の意義を確認させていただかなければなりませんね。2面には、聞法ドメインの意義が書かれています。

 親鸞聖人のみ教えを聞き、学び、語り合って、ともに人生の目的(人界受生の本懐)を果たすための場所が、聞法ドメインです。

 蓮如上人も御文章の至るところに「信心の沙汰をせよ」とご教示なさっています。

一、仏法の由来を障子、垣越に聴聞して、内心に「さぞ」とたとひ領解すといふとも、重ねて人にその趣をよくよく相尋ねて、信心の方をば治定すべし。そのまま我が心に任せば必ず必ず誤りなるべし。(御文章4帖目第7通「六箇条」より)

一、信心決定の人も、細々に同行に会合の時は、相互に信心の沙汰あらば、是れ即ち真宗繁昌の根元なり。(御文章4帖目第8通「八箇条」より)

 立て続けに「信心の沙汰」の大切さを説かれています。是非、その通りに実践させていただきたいものです。

 続けて、高森顕徹先生の年頭所感が見開きで掲載されていました。

高森顕徹先生の年頭所感

 「親鸞聖人の人類愛」と題されての年頭所感です。早速、今年最初の勤行の後に仏前にて拝読させていただきました。

 親鸞聖人は差別あるままで万人が、平等一味になれる世界があることを喝破されました。まさしく「万人希求の世界」です。その世界に出させていただくまで、親鸞学徒の本道を踏み外すことなく、光に向かってすすませていただきたいですね!

P.S.元旦の射水市の天気は、「雪」……となっていますが、外を見ても雪が全然積もっていません。ちょっと降ってもすぐ融けてしまう状態です。それでも、親鸞会館にお参りの際は、くれぐれも気をつけてお越しくださいね!

 ではでは。