東海北陸自動車道の全線開通で信心の沙汰もジックリと!
さとし@カメラ小僧です。
先日6日の親鸞会館でのご法話で、親鸞聖人がお書きくだされた「正信偈」の、
能発一念喜愛心
不断煩悩得涅槃
についてのご説法がなされました。
高森先生より阿弥陀仏に救われる前と後とでは、どこが変わって、どこが変わらないのかということを、徹底して教えていただきました。私も、かつては修行僧が煩悩を断つ為に苦行をしているのを本やテレビなどで見て「仏教とは煩悩を断つ教えだ」と思い込んでいたので、初めて煩悩あるままで救われるのが親鸞聖人の教えと聞いたときは驚きました。
そして、聴聞の後は、お互いどのように聞かせていただいたのか、信心の沙汰をしなさいと教えられますので、それぞれ同朋の里や法輪閣に移動しました。私は、法輪閣に行きましたが、到着した時にはご覧の通り。
続々と到着する各地の親鸞学徒で、法輪閣の玄関はごった返していました。中には、みんなが集まるのが待ち切れずに玄関先で既に信心の沙汰を始める人も……。
法輪閣の各部屋は、ほぼ満室。担当の講師が到着される前から学徒同士で「これはどういうこと?」「それは、私はこう聞いた」「えっ?私はこう聞いたけど?」……と活発に話し合いがなされました。
全く同じ話を聞いていても、人それぞれの受け止め方がありますので、「あっ、そういうことだったのー?間違って聞いていたわぁ〜。やっぱり、信心の沙汰は大事やねぇ」と喜ぶ人も多く見られました。
先ほど、部屋もいっぱいですので、入り切れなかった親鸞学徒はロビーで話し合っていました。冷たいお茶のサービスもあったりしてノドも潤いますので、白熱した信心の沙汰は続きます!
まだまだ、部屋不足のようですので、同朋の里ではD館などの増築工事がなされていますが、完成が待ち遠しいですね。
そういえば、今回の聞法ドメインでは東海(静岡、三河、尾張、三重)や岐阜の親鸞学徒が、遅くまで語っておられました。どうも、ご法話前日の7月5日に富山県の小矢部市から愛知県の一宮市までを結ぶ東海北陸自動車道が全線開通したお陰かな?と思っています。米原経由よりも65km短縮で通行料金も850円安くなるのだとか。太平洋側の親鸞学徒にとって親鸞会館参詣の強い味方ですね。
ではでは。