2009/07/17
吉川英治《歎異抄に魅せられた人々》
「私は、何と言うことなく、親鸞が好きだ、蓮如が好きだ。
好き、嫌いで言うのは変だけれど、正直な表現で言えば、そうなる」
そんな吉川英治の座右の書「歎異抄」
白鳥省吾、倉田百三らと東北の農村を回り青年運動をおこなった吉川英治が
農村を行く道中、歎異抄を手にする情景が目に浮かんできます。
「歎異抄 旅に持ちきて 虫の声」
続きを読む »2009/07/17
「私は、何と言うことなく、親鸞が好きだ、蓮如が好きだ。
好き、嫌いで言うのは変だけれど、正直な表現で言えば、そうなる」
そんな吉川英治の座右の書「歎異抄」
白鳥省吾、倉田百三らと東北の農村を回り青年運動をおこなった吉川英治が
農村を行く道中、歎異抄を手にする情景が目に浮かんできます。
「歎異抄 旅に持ちきて 虫の声」
続きを読む »2009/07/17
『歎異抄』は、作家、哲学者、右翼の活動家から左翼の思想家まで、
最も広範な読者を持つ仏教書の筆頭と称されています。
5400冊を越える岩波文庫でも歴代8位の117万部という
ロングセラーかつベストセラーとなっていますが、
『歎異抄』は世界の光といわれる親鸞聖人の肉声が、
国宝と評される名文でつづられており、
多くの人々を魅了し続けているのです。
“一流”といわれる人たちが、歎異抄をどう語っているのか、
これから「歎異抄に魅せられた人々」と題して、シリーズでお届けしたいと思います。