2008年10月30日

【現代に生きる仏説】自由と平等

親鸞会公式サイトの「現代に生きる仏説」に「自由と平等」を掲載しました。

 人は束縛を逃れ、自由を欲するのである。
 だが一方で我々は、平等でありたいとも願っている。「勝ち組」「負け組」などと言われる昨今の格差社会は我慢がならず、かつての「一億総中流」が懐かしい、との声をよく聞く。
 ところが、この自由と平等とは、真っ向から衝突する。自由の追求は必ず不平等を生み、平等ならんとすれば、自由は制限される。