2010/10/09
恨みが喜びに~ブラジルから~ 世界の親鸞会
世界の親鸞会
世界中で頑張っている親鸞会の人たちを紹介したいと思います。今日はブラジルの首都・ブラジリアにお住まいのTさんです。
Tさんは、12歳で日本から家族とブラジルに渡りました。
しかし、コーヒー農園での労働は過酷でした。
やがて結婚し、5人の子供に恵まれましたが、大黒柱のご主人を若くして亡くしてしまったのです。
再婚したご主人も他界。
寂しい毎日を送ってこられました。
「どうしてブラジルに来たんだろう。早く死にたい」
とまで思っていたのです。
でも、このまま死んだら、苦労と恨みの人生で終わってしまうと思うと、悔しくて死ねなかったそうです。
そんな昨年2月、近所で親鸞会の話を聞いているYさん宅での勉強会を知り、欠かさず参詣するようになり、
「仏法に出遇って、恨みのろいの毎日が、喜びの人生に変わりました。これからは、人生の目的達成一つに向かいたい」
と、うれしそうに語られるようになったのです。
特に、因果の道理が心に響いたようで、
「運命はすべて、自分のまいたタネの結果だったのですね。私は縄を恨む泥棒でした」
といわれる笑顔がなんともいえず輝いておられました。
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