2009/06/16
【映像】会場のいちばん後ろからでもバッチリ見える大映像(その1)
法子「皆さん、お元気でしたか?
親鸞会ネット案内役の法子です。友達の朋美さんと一緒に、浄土真宗親鸞会ってどんなところかを学ぶこの講座。今は親鸞会館の大講堂について紹介していきまーす」
朋美「なにしろ畳2000枚の広さがあるのよね。平面スピーカーで、どこに座ってもスッキリ聞こえる音響になっていることは分かったわ」
法子「あら、ちゃんと覚えていたのね」
朋美「でも、これだけ広いと、後ろに座った人は、前のほうが見えないんじゃないかしら。黒板に書かれた文字なんて、とてもとても……双眼鏡が必要かもね」

法子「ふふっ。そんな人のために、用意されているものがあるのよ。大講堂のどこに座っても、黒板に書かれた親鸞聖人のお言葉がハッキリ見えるようになっているの」
朋美「えーっ、それ、どういうこと?」
法子「大講堂のいちばん前に、畳30枚分の広さがある大型映像が取り付けられているの」
朋美「畳30枚分ですって?そもそも畳1枚分の大きさのテレビでさえ見たことがないわよ……」

法子「そうよ。専門的な言葉では『LED』って言うのよ」
朋美「LEDって何なの?」
法子「Light Emitting Diodeの略なの。つまり”発光ダイオード”のことね。色のついた光を放つ小さなランプがLEDなの」
朋美「発酵ダイオード? ヨーグルトみたいなものかしら」
法子「その発酵じゃないわよ!発光よ!
私たちの回りにも、いろいろなLEDがあるのよ。ほら、例えば、テレビのスイッチを入れると、赤や緑に光るランプもそうよ。それに、いろいろな家電製品の表示ランプは、ほとんどがLEDなの」
朋美「ふーん」

法子「ガソリンスタンドや商店街では、広告用のLEDも、よく見掛けるようになったわね。電車の時刻表示や、町中でニュースを流すメッセージボード、などなど、いろいろあるでしょ」
朋美「言われてみれば、確かに……。白色の電球とは、違うのかしら」
法子「例えば信号機は、ガラスに青と黄と赤の色がついているだけで、中で光っているランプは、皆同じ。車の赤いブレーキランプもそうね。
だけど、LEDは、ランプ自体が赤やオレンジなどの光を放つのよ。
店の広告や時刻表示は文字だけだから、そんなに難しくはないの。でも、映像用のLEDは、そうはいかないのよ」
朋美「信号機やランプなら何となく分かるけど、それを使って、どうしたら映像になるのかしら」

法子「それはね、たくさんのランプが集まって、一つ一つが、隣のランプと違う色を出すことによって、映像にしているのよ。
大講堂にある大型映像には、横に1280個、縦に608個、計778240個のランプが並んでいるんだって」
朋美「ひょえー、そんなに! 一つ一つのランプが、どうやっていろんな色を出すのかしら」
法子「映像用のLEDは、一つのランプが、赤、緑、青の三色の組み合わせで、すべての色を表現するの。例えば、赤と緑だけつけて、青をつけないと、黄色になります。絵の具だと、黒っぽくなるけどね。
三色全部つけると、白になります。三色がそれぞれ、どれくらいの明るさで輝くかによって、混ざった色が変わってくるのです」
朋美「あ、それ知ってる。光の三原色って言うのよね」
法子「そのとおり!ご名答!」
朋美「それにしても、これだけ大きな映像なら、映画館みたいにスクリーンに映し出すようにすれば簡単だったんじゃないかしら」

朋美「へえー、そうなんだ」
法子「だけど、映画館と同じで、スクリーンの近くでは照明を暗くしなければならなかったのよ」
朋美「うわっ、手元が暗くなったら、ノートも本も見えなくなるわね」
法子「その点、LEDは、それ自体が発光するの。だから、プロジェクターと違って、部屋を暗くしなくても、きれいに見えるのよ」
朋美「明るい部屋でも、クッキリ見えるのは、うれしいわね」
法子「この大映像の特長について、次回も説明していくわね」
(つづく)>>【映像】会場のいちばん後ろからでもバッチリ見える大映像(その2)
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