2009/03/02
『正信偈』の意味知りたかった(勉強会参加者の声)
富山県東部での勉強会に昨年4月から、一度も欠かさず毎月参加されているMさんは、70代くらいの男性です。
最初のうちは、感想などあまり多く語られないので、どうして続けて来られているのかしら?と思っていました。
しかし夏ごろには、「親鸞聖人のアニメが見たくて来ているんや」と言われ、親鸞聖人に関心のある方だと分かりました。
さらに最近、「今回のチラシには、『正信偈』と大きく書かれてあったね。『正信偈』は読んでいるんだが、意味が分からなかったんだよねえ」と言われるではありませんか。
朝晩、『正信偈』を拝読しておられる方だったとは……!
「『正信偈』の最初、『帰命無量寿如来 南無不可思議光』の『無量寿如来』と『不可思議光』とは、阿弥陀さまのことなんだね。
親鸞聖人が、今、阿弥陀仏に救われたとおっしゃっているんだね。全然そんなこと知らずに読んでいた」と、いつになく饒舌に、ニコニコされながら言われます。
そして『正信偈』のページをめくりながら、「これは人のお名前なんだね」と、七高僧のお一人・龍樹菩薩のことが書かれている行を指さし、「そんなことも知らなかったなあ」としみじみ述懐されるのです。
「『正信偈』は、親鸞聖人が、一字一涙の御心で書き残されたものですよ。だから、一行一行、一字一字に、大変な深い意味があるんです。また一緒に学んでいきましょうね」と声をかけると、うれしそうにうなずかれました。
2月には、高森顕徹先生のビデオご法話にも参詣、一緒に『正信偈』の勤行もし、ご縁を深められました。
Mさんは、朝3時に起きて、新聞配達の仕事をされているそうです。
そんな中、毎月欠かさず、勉強会に参加されていたとは、尊い仏縁を感ぜずにおれません。
「早く休まないといけないから、夜のご縁には行けないんだ」と残念そうに言われましたが、帰り際、「またお邪魔するよ」と、喜んで会場を後にされました。
(T)
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